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アルカンヴィーニュ
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VinVie (ヴァンヴィ)
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VILLA D’EST WINERY(ヴィラデストワイナリー)
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Cantina Riezo(カンティーナ・リエゾー)
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KUSUNOKI WINERY(楠わいなりー)
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坂城葡萄酒醸造(Vino della GATTA)
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ジオヒルズ(ジオヒルズワイナリー)
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Shinshu Takayama Winery(信州たかやまワイナリー)
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たかやしろファーム&ワイナリー
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Terre de ciel(テールドシエル)
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NAGOMI VINEYARDS(ナゴミ ヴィンヤーズ)
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NORTHERN ALPS VINEYARDS(ノーザンアルプス・ヴィンヤード)
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はすみふぁーむ&ワイナリー(HasumiFarm&Winery)
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Rue de Vin(リュードヴァン)
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Le Milieu(ル・ミリュウ)
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Wa Yawata(ワ・ヤワタ)
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委託醸造ヴィンヤード
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アルカンヴィーニュ
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VinVie (ヴァンヴィ)
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VILLA D’EST WINERY(ヴィラデストワイナリー)
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Cantina Riezo(カンティーナ・リエゾー)
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KUSUNOKI WINERY(楠わいなりー)
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坂城葡萄酒醸造(Vino della GATTA)
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ジオヒルズ(ジオヒルズワイナリー)
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Shinshu Takayama Winery(信州たかやまワイナリー)
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たかやしろファーム&ワイナリー
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Terre de ciel(テールドシエル)
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NAGOMI VINEYARDS(ナゴミ ヴィンヤーズ)
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NORTHERN ALPS VINEYARDS(ノーザンアルプス・ヴィンヤード)
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はすみふぁーむ&ワイナリー(HasumiFarm&Winery)
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Le Milieu(ル・ミリュウ)
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Wa Yawata(ワ・ヤワタ)
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委託醸造ヴィンヤード
27 products

いざわの畑 カベルネ・フラン ジュン 2020
通常価格 ¥3,300
ぶどう品種:カベルネ・フラン |
産地:長野県立科町産100% |
収穫年:2020年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:11% |
製造者:日本ワイン農業研究所株式会社「アルカンヴィーニュ」 |
栽培/販売元:いざわの畑 伊澤 貴久 |
生産本数:612本 |
◆商品説明◆ カベルネ・フランは、今年(2021年)のソムリエ二次試験にも出題されるなど、近年最も注目されている黒ブドウ品種のひとつです。カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローを補助する品種として控えめな存在でしたが、最近では主要品種として真価を発揮しています。 2020年は長い梅雨の影響で、特に黒ブドウにとって厳しい年だったといいますが、収穫時期をできるだけ遅らせ、糖度は低めながら酸とのバランスのとれた青臭さが少ないぶどうを収穫できたそうです。醸造では、時間をかけて丁寧にやわらかなタンニンを引き出し、軽やかでバランスの良い薄旨ワインに仕上がっているとのこと。 長野県立科町で生まれたカベルネ・フランをぜひ、お楽しみください。 生産本数が多くないので、2本買いして、1本はすぐ開けてフレッシュ感を楽しみ、もう1本は数年熟成させてから飲むのもいいかもしれません。 ~テイスティングコメント~ <coming soon>
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ワ・ヤワタ Yawata Rouge 2018
通常価格 ¥2,640ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン |
産地:長野県千曲市八幡産 |
収穫年:2018年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12% |
製造者:波田野 信孝 |
製造所:cave hatano |
販売元:Wa Yawata(ワ ヤワタ)渡辺 菊 |
◆商品説明◆ 「パリスの審判」をご存知ですか。 1976年、フランスワインとカリフォルニアワインの、ブラインドテイスティング(=ワインの情報を隠した状態でテイスティングを行うこと)が、パリにて開催されました。 銘柄を伏せたワインを、審査員がテイスティングして点数をつけ、その平均点で競ったのです。審査員は、当時のフランスを代表するグルメ界の重鎮という錚々たるメンバー。フランスが有利な状況にも関わらず、カリフォルニアワインが圧勝したのです。この出来事が「パリスの審判」です。 世界のワイン史を変えた出来事として認知されていますが、その由来はギリシャ神話の中の「パリスの審判」という逸話なんですよ。 最高位の女神・ヘラ、勝利の女神・アテナ、美の女神・アフロディーテの3美神たちは、誰が一番美しいかで争いを起こしました。困り果てた神々の主・ゼウスが、人間であるトロイの王子・パリスに誰が一番美しいかを判定させます。 テイスティングの開催地「パリ」と、ギリシャ神話の登場人物「パリス」の名前をかけて、タイム誌が「パリスの審判」と報じたのをきっかけに、この試飲会は「パリスの審判」と呼ばれるようになりました。 赤ワイン部門で、フランスの五大シャトーのひとつ「ムートン・ロートシルト 1970年」を押さえてトップになったのが、カリフォルニアの「スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ カベルネ・ソーヴィニヨン 1973年」という銘柄。 カベルネ・ソーヴィニヨンという品種は、数多くの高級ワインを生み出し、カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンは「パリスの審判」のように、本場ボルドーを負かしてしまうほどの実績を持ちます。 豊富なタンニンが特徴で、長期熟成タイプのワインが多い、いわゆる「寝かせて飲むワイン」の代表格でもあります。 このワインはカベルネ・ソーヴィニヨンの特徴でもあるしっかりとした収斂性が感じられますが、味わいが滑らかでやさしい印象なので、今飲んでも十分楽しんでいただけると思います。 日本で生み出されるカベルネ・ソーヴィニヨンは、和食と同じく「繊細さ」が感じられる味わい。 ボルドーでは仔羊とのペアリングが定番ですが、肉料理に限らず幅広いペアリングが楽しめるのが魅力です。
~テイスティングコメント~ 淡いダークチェリーレッドの色調に、熟したブルーベリーやカシス、そして清涼感のあるミント、わずかにドライハーブのニュアンスが感じられ、熟した果実のアロマとともに爽やかな印象を持ち合わせた香りが主体となっています。 味わいのアタックはやわらかく、香りでも感じられた熟した果実のフレーバーがやさしく広がります。活力感あふれるフレッシュな酸が、口中をやさしく刺激してくれ、その酸に12%という軽やかなアルコールが加わることで、繊細なテクスチャーを感じることができます。中盤から後半にかけて、タンニンの要素が加わり、味わい全体をよりタイトに引き締めてくれます。豊富なタンニンによりしっかりと収斂性を持ちながらも、滑らかな味わいです。やさしいだけでなくしっかりと芯のある、造り手の人柄を感じさせてくれるようなワインです。 深みが感じられるワインでもあるので、甜麺醤のような複雑な味わいの調味料を使った中華料理もおすすめ。 また、ワインの滑らかな質感に合わせて、茄子や豆腐の揚げ浸しのような和食などとも相性が良さそうです。 2020/12/10試飲
今日の夕飯にいかがですか?
熟した果実味に程よい酸が感じられるワインは、甜麺醤などの調味料で炒めた回鍋肉と好相性。ワインと料理の味わいにより深みが増し、一体感が感じられます。このワインと合わせる時は豆板醤を控えめにするのがおすすめです。
茄子のやわらかくしっとりとした食感を、ワインの果実感がやさしく包み込んでくれ、その果実感で茄子を噛んだ時にあふれる旨味がより増幅します。茄子の風味を損ねることなく、旨味だけを持続させてくれ、ワインと料理が口の中でやさしく溶け合います。 |

カンティーナリエゾー チャオ・チャオ/ロッソ 2019 メルロー
通常価格 ¥2,970ぶどう品種:メルロー94%、カベルネ・フラン6% |
産地:長野県高山村産 |
収穫年:2019年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12% |
製造者:合同会社カンティーナ・リエゾー |
◆商品説明◆ 日本では1980年代以降、ヨーロッパ原産のぶどうの本格的な栽培が始まり、メルローは日本各地で栽培されています。塩尻市桔梗ヶ原をはじめとした長野県のメルローは、世界的にも知名度を確立し、いまや日本を代表するメルローの産地になっています。 この品種は、濃縮感のある果実味が豊かに広がるのが最大の特徴。やさしい味わいで飲みやすさがあり、肉料理と合わせるとお肉のボリュームをさらに膨らませてくれます。 日本のメルローは新世界に比べて軽やかですが、様々なフレーバーや旨味が感じられる自然な味わい。カンティーナリエゾーさんも、まさにそんな印象のメルローに仕立てているのではと思っています。 ~テイスティングコメント~ やや落ち着いた淡いラズベリーレッドの色調。 プラムなどの甘酸っぱい果実の香りを中心に、紅茶の葉や甘草などの甘やかなスパイス香が折り重なった心地よいアロマが感じられます。 丸みのある上品な口当たりが印象的なアタックで、口の中で豊かに広がる旨味を伴った果実感ときれいな酸、アルコールのボリュームがやさしく溶け合います。 やわらかさの中にもしっかりと感じられる酸やきめ細かく穏やかなタンニン、樽のフレーバーが心地よく、バランスの良さが感じられます。 後味にほのかに残る、紅茶の葉のような香り高いフレーバーと、上品なタンニンを伴った心地よい余韻が続きます。 飲みごたえのあるリッチな果実感ですが、やわらかでやさしい口当たりなので、飲み疲れることなく最後の1杯まで美味しく楽しめます。 体にやさしく染み込んでいくような旨味が感じられるワインなので、醤油で味付けされた和食とのペアリングもおすすめ。また、香りで感じられたプラムに似た風味を持つ梅のような食材とも合わせてみたいです。 2021/1/23試飲
今日の夕飯にいかがですか? このワインに合うおすすめ料理~主菜編~【梅おろしポン酢のとんかつ】 おろしポン酢に梅肉を加え、ワインの甘酸っぱい風味に合わせました。旨味のあるワインとさらに合うよう、ポン酢ではなく昆布ポン酢に。大根おろしも入って全体をさっぱりさせてくれるので、部位はロースがおすすめ。ワインの豊かな果実味がロース肉のボリュームを膨らませ、旨味を引き立てます。ポン酢が苦手だという方は、ウスターソースをかけても。濃度のあるとんかつソースより、ここはさらっとしたウスターソースが良さそうです。 |
![ヴァンヴィ 編[とじいと]2020](http://cdn.shopify.com/s/files/1/0500/4024/2362/products/IMG_9568_18e13c42-faab-4a5f-9f4a-8cb73b7ce802_{width}x.jpg?v=1641192931)
ヴァンヴィ 編[とじいと]2020
通常価格 ¥2,750
ぶどう品種:メルロー 66%,カベルネ・フラン17%,シラー9%,ピノ・ノワール8% |
産地:長野県下伊那郡高森町産 |
畑:自社畑(標高750m) |
収穫年:2019年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12% |
生産本数:223本 |
◆商品説明◆ 2021年12月28日に放送された『坂上・良純・宇賀のニッポンの酒』で、こちらのワインが紹介されました! ワインの名前、編[とじいと]には、さまざまな人とのつながりや、この地域の温かさが編み込まれた、優しく飲み飽きないワインをつくりたいという想いが込められています。 2度目のリリースを迎えた編[とじいと]2020は、シラーのスパイシーな印象やカベルネ・フランの杉を彷彿とさせる清涼感を、メルローがやわらかく包む中にもピノのチャーミングさが表現されています。 2019ヴィンテージは、メルローとシラーのセパージュ&信州まし野ワインにて委託醸造されていましたが、2020ヴィンテージはさらにカベルネ・フランとピノ・ノワールが加わり、ワイナリーが完成したことから自社での醸造がスタートしています。 2019ヴィンテージは発売後、まもなく完売してしまいましたが、2020年はさらに生産本数が少ないので、見つけた時が買い時と言えるかもしれません。 以下、Vin Vieの佐藤 篤さんのコメントを掲載させていただきます。
~Vin Vie 佐藤 篤さんのテイスティングコメント~ カベルネ・フランがとてもいいアクセントになって、軽やかでエレガントな味わいになりました。香りもハーブのようなスッとした心地よさがあります。 ラムチョップ、デミグラスソースハンバーグ、ローストビーフ、ジビエ料理(鹿)をはじめとする肉料理だけでなく、うなぎの蒲焼とのペアリングもおすすめです。
◆ソムリエayaのペアリング提案◆ 今日の夕飯にいかがですか? このワインに合うおすすめ料理~主菜編~【ローストビーフ】 ローストビーフの旨みを広げてくれるようなペアリング。一緒に添えた西洋わさび(ホースラディッシュ)が、ワインの清涼感とローストビーフのつなぎ役になってくれました。
このワインに合うおすすめ料理~おつまみ編~【粉門屋仔猫のフルーツグラノーラ】 粉門屋仔猫店主が厳選したオリジナルの配合で仕上げたフルーツグラノーラ。店主自身も赤ワインのお供にしているということで、私もこのワインと合わせてみたところ、止まらなくなってしまうという事態に… 押し麦、ライ麦、オートミール、パンプキンシード、くるみ、アーモンド、ココナッツ、蜂蜜、プルーン、無花果、レーズンなど、様々な味が詰まったグラノーラと4つの品種がブレンドされたワインには共通点がありますよね。『どんな合わせ方をしたらいいか分からない。』とか、『何と合わせようか。』迷っている方にぜひお試しいただきたいです。
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ジオヒルズ カム・オン・メルロー 2019
通常価格 ¥3,850ぶどう品種:メルロー |
産地:長野県小諸市産 |
収穫年:2019年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12.5% |
製造者:株式会社ジオヒルズ |
◆商品説明◆ このメルローが育った御牧原の土壌は地元の特産品の「白土馬鈴しょ(ミマキ男爵)」が育つ強粘土質の土壌で、メルローと相性が良い土壌としても知られています。 リリース1年目から高い評価を受けているジオヒルズさんのメルロー。 2019ヴィンテージは、野生酵母を使用し自然発酵させた造り。そして、前年の2018ヴィンテージはアメリカ酵母を使用して遊び心を表現されたといいます。 あと数年は、その年ごとにテーマを変えて色々な可能性を試していくそうなので、次のヴィンテージは今回とはまた違った印象のワインになるはずです。 同じ畑の同じ品種で造った同じ銘柄のワインであっても、ヴィンテージやその作り方によって違いを楽しめるのがワインのおもしろさでもあると思います。そんなワインならではの醍醐味をぜひ皆さまにも感じていただけたらいいなと思います。 ~テイスティングコメント~ 淡めのダークチェリーレッドの色調。 香りはフレッシュなプラム、ブルーベリー、グリーンノート、なめし革やジビエ、鉄など、様々な要素が折り重なります。 アタックは穏やかで、ジューシーで豊かな果実味が口いっぱいに広がります。 しっかりとした酸ですが、その質感ややわらかく上品なイメージで、アルコールのボリュームときれいに調和します。 ほのかに感じるメントールのフレーバーが爽やかな印象を与えます。 なめらかなタンニンがなめし皮やジビエのような深みのあるフレーバーと重なり、豊かな果実感とともにやわらかで心地よい余韻をつくります。 抜栓から2~3日経過すると、なめし皮やジビエの香りが落ち着き、全体の味わいにより調和した印象に変化しました。 1日で飲みきれなくても、数日かけて味わいの変化を楽しめる1本です。 その土地の特産物や地方料理とそこから生まれたワインは合うといわれているのですが、ジオヒルズさんがある御牧ヶ原は、馬の名産地としても知られ、奈良時代より朝廷に献上してきたという古い歴史があるので、馬刺しとのペアリングもおすすめ。また、小諸市は美味しいそば処が豊富な地域として江戸時代から蕎麦づくりが盛んな地域なので、鴨せいろ蕎麦や鴨南蛮蕎麦のようなペアリングもおすすめです。 2021/1/19試飲
今日の夕飯にいかがですか?
このワインに合うおすすめ料理~副菜編~【馬刺し(赤身)】 ワインに感じるジビエのフレーバーと馬肉がぴったり。馬肉のやわらかな肉質とメルローのやわらかな質感もきちんと合っています。付属の「馬刺しのたれ」は、少し甘みのある醤油ベースのたれで、ワインの果実味とも相性が良く、すりおろした生姜を添えることでさらに味わいが膨らみます。 このワインに合うおすすめ料理~副菜編~【鴨せいろ蕎麦】 ワインのやわらかな甘みと、鴨の脂でまろやかさがプラスされた蕎麦つゆ(かえし)の甘みがグッドバランス。途中から、かえしとワインが口の中で一体化するような感覚になって、お互いの美味しさがより引き立ちます。蕎麦に含まれるルチンという成分は赤ワインのポリフェノールの一種でもあるので、成分的にも好相性。旨味がありながらも繊細な印象の蕎麦が、ワインの上品な質感ともよく合います。 |
アルカンヴィーニュ ジュベニール メルロー・カベルネ2019
通常価格 ¥3,190ぶどう品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン |
産地: |
収穫年:2019年 |
内容量:750ml |
アルコール度数: |
製造者:日本ワイン農業研究所(株)「アルカンヴィーニュ」 |
生産本数: |
◆商品説明◆ メルローを主体にカベルネ・ソーヴィニヨンがブレンドされたミディアムボディの赤ワインです。 9ヶ月樽熟成されておりますので、樽からの成分がワインに与えられ、香りや味わいがより複雑に、そして、穏やかに熟成されまろやかで角の取れた口当たりをぜひお楽しみください。
~テイスティングコメント~
◆ソムリエayaのペアリング提案◆ |

カンティーナリエゾー Ciao Ciao ROSSO 2020 Sangiovese
通常価格 ¥2,970ぶどう品種:サンジョヴェーゼ100% |
産地:長野県高山村産 |
収穫年:2020年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12% |
製造者:合同会社カンティーナ・リエゾー |
◆商品説明◆ このワインを飲んで醸造方法を考えた時、その複雑な香りや味わいから樽で醸造されているのでないかと思っていたのですが、湯本さんから樽は使っていないんですとご回答いただき、とてもびっくりしました。樽は使わず、ステンレスタンクで仕上げているとのことですが、カンティーナリエゾーさんは、赤ワインに対してタンク内での貯蔵中に亜硫酸の添加を行っていないとのことで、樽は使われていなくても酸素に触れたような複雑なニュアンスが出ているのではないかと思います。 ステンレスタンクは、温度管理や品質管理が簡単で最新のものだとコンピューターによって制御できるものもあるそうですが、そこまで技術が進んでしまうとどこで醸造しても、誰がつくっても同じになってしまうと考えた湯本さんは、寸胴(ずんどう)のタンクを採用し、温度管理は蔵の温度に委ねているそうです。 一般的に、アルコール発酵が終わった後、液温が25度以上ないと乳酸発酵が始まらないと言われていますが、冷涼な高山村では乳酸発酵が始まるのは春先から初夏にかけてと発酵のスタートが遅く、また、勢いも穏やかです。このような、高山村の自然環境に合わせて、時間をかけて丁寧にワインを造ること、高山村という地でワインを造るということをとても大切にされている造り手さんです。 湯本さんから飲み手の皆様に向けてメッセージをいただきましたので、ご紹介させていただきます。 『弊社のワインはクラシックなワイン造りをモットーとしています。 高山村という地でワインを造るということをとても大切にされ、その深い考えが宿ったワインは、どれもとても魅力的。 湯本さんが見てきたというイタリアの田舎の小さなワイナリーのような昔ながらのワイン造りの大切さを教えてくれる造り手さんです。
~テイスティングコメント~ 明るいラズベリーレッドの色調。 口に入れた第一印象はドライで、全体的にスマートなイメージ。 フレッシュなフルーツトマトの印象に合わせて、カプレーゼやフレッシュなトマトを使ったトマトパスタ、また、鉄分や動物的な香りに合わせてバゲットにレバーパテを塗ったおつまみも相性が良さそうです。 2022/2/4試飲
◆ソムリエayaのペアリング提案◆ 今日の夕飯にいかがですか? このワインに合うおすすめ料理〜主菜編〜 【豚肉のしゃぶしゃぶ(ごまだれ)】 複雑でありながら軽やかな印象のあるワインには、牛肉よりも気軽に楽しめる豚肉が合わせやすく、ごまだれのほのかな甘みとワインのタンニンが調和して、豚肉の美味しさがより引き立ちます。
〜材料2・3人分〜 苺…6個 1、小さめの鍋にミニトマトがひたひたになる量の水を入れ、砂糖、塩ひとつまみを加えて中火にかける。 2、苺はへたを取って縦半分に切り、モッツァレラチーズとバジルとともに器に盛る。オリーブオイルと塩、黒こしょう、はちみつをかけて完成。 湯むきしたミニトマトを水、砂糖、ひとつまみの塩で煮て蜜煮にすることでトマトの旨みを残しつつ、酸味を抑え代わりに苺の甘酸っぱさを主役にしているレシピ。赤系果実のフレッシュな印象のワインにとても良く合うひと皿です。 苺に含まれるフラネオールという成分は、甘くフルーティーな香りを持つと言われていますが、この成分が口の中でワインと溶け合うことで、心地よい甘さとフルーティーな苺の香りがさらに際立ちます。 また、苺とバジルには共通の香り成分「けい皮酸メチル」という化合物が含まれていて、それが合わさることで美味しさが引き出されるといわれています。そこにワインの赤系果実のフレーバーなどが加わることで、さらに奥行きが生まれるようなイメージ。 ATTENTION! ※ご購入前にご確認ください。 当サイトに掲載している商品は、店頭で同時に販売しております。 万が一、在庫をご準備できなかった場合は また、複数点お買い上げいただき あらかじめ、ご了承いただけますようお願いいたします。 |

カンティーナリエゾー Ciao Ciao SPUMANTE 2020 Barbera Rosato
通常価格 ¥2,640ぶどう品種:バルベーラ |
産地:長野県高山村産 |
収穫年:2020年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12% |
製造者:合同会社カンティーナ・リエゾー |
◆商品説明◆ イタリア品種バルベーラを使ったロゼのスパークリングワインです。 イタリア品種のバルベーラを日本で栽培している人は少なく、カンティーナリエゾーさんでははじめて植えた2009年から毎年試行錯誤で栽培に取り組まれているそうです。 バルベーラは晩熟で酸が残りやすい品種なので、イタリアでは9月後半から10月前半に収穫されるそうですが、長野では収穫を11月まで待ったこともあったそうです。 将来的にはこのバルベーラを使ったワインを、フラッグシップワインにしていきたいとのことで、この品種への思い入れは特に強いのかもしれません。もちろん、スパークリングワインだけでなく赤ワインも造られていますよ。 ~テイスティングコメント~ ロゼワインの中では濃いめの色調の淡いラズベリーレッド色。 フレッシュな果実感に合わせて、苺やフレッシュチーズ(モッツァレラ、マスカルポーネ)を使ったサラダや、苺と帆立のカルパッチョ、苺を生ハムで巻いた軽めの前菜や、泡の質感に合わせてクラッカーにクリームチーズや苺ジャムを乗せたおつまみとも相性が良さそうです。 2022/4/9試飲
今日の夕飯にいかがですか? このワインに合うおすすめ料理~主菜編~【ふきのとうとアンチョビのオイルパスタ】 〜材料2人分〜
〜材料2人分〜 苺…1パック 2、卵白を泡立てて、砂糖(大さじ1)と塩を加えてメレンゲを作り、5mm幅に切ったアーモンドとレーズンを加えてさっくりと混ぜる。 3、鍋にお湯を沸かして酢を加え、大きめのスプーンに2をふんわりとすくって鍋に入れる。そのまま5分茹でたら裏返して少ししたら取り出す。 4、1のスープをお皿に盛って茹で上がったメレンゲをのせる。 スパークリングの泡に合わせて、茹でたメレンゲを添えました。ふわふわのメレンゲの触感と甘酸っぱい苺の風味がこのワインにこの上なく合います!ワインの炭酸のおかげで苺の甘さが際立ち、酸が味わい全体をキリッと引き締めます。 このスープもワインももちろん単体で美味しいのですが、それぞれを単体で味わうよりも、より複雑で大人な味を楽しめるペアリングです。
ATTENTION! ※ご購入前にご確認ください。 当サイトに掲載している商品は、店頭で同時に販売しております。 万が一、在庫をご準備できなかった場合は また、複数点お買い上げいただき あらかじめ、ご了承いただけますようお願いいたします。 |
ワ・ヤワタ Yawata Rose 2019
通常価格 ¥2,640ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン |
産地:長野県千曲市八幡産 |
収穫年:2019年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12% |
製造者:波田野 信孝 |
製造所:cave hatano |
販売元:Wa Yawata(ワ ヤワタ)渡辺 菊 |
◆商品説明◆ 「ロゼ」は、フランス語でバラ色やピンク色という意味があり、バラ色やピンク色をしたワインをロゼワインと呼んでいます。 ただ、ロゼワインに明確な定義がないため、その色調は白ワインに近い淡い色から赤ワインに近い濃い色までとさまざまですが、その色の美しさを楽しめるのもロゼワインの醍醐味のひとつ。 こちらは、カベルネ・ソーヴィニヨンから造られたロゼワイン。
~テイスティングコメント~ 淡いサーモンピンクのような華やかな色合い。 クランベリーや赤スグリのような赤系果実の香りに、高級な本みりんのような落ち着いた和の印象の香り。 香りで感じられた和のイメージが味わいでも感じられ、穏やかな酸は豊かでまろやかな旨味やアルコールと調和して心地よく全体をやさしく包みます。 酸が穏やかでコクも感じられるので、だし巻きたまごやおでんのような和食との相性も良さそうです。今の時期には、筍の土佐煮やグリーンピースごはん、ふきみそのような春らしいペアリングをお楽しみいただきたいです。 2022/4/9試飲
今日の夕飯にいかがですか?
赤ワインよりも軽快なロゼワインですが、コクも感じられるので、そのコクがだし巻きたまごの出汁の香りを引き立てます。ワインの本みりんのような風味もだし巻きたまごとよく合います。
鳥や動物に食べられてしまわないように苦味を纏い、大地の恵みをたっぷり含んだ春の食材ふきのとうとは、春らしい色合いのロゼワインと合わせて欲しいペアリングのひとつ。ふきのとうのほろ苦さと炒めるときに使ったオリーブオイルや味噌によるコクが、ワインを引き立ててくれますよ。 |
カンティーナリエゾー Ciao Ciao ROSSO 2019 Pinot Nero & Barbera
通常価格 ¥2,970ぶどう品種:ピノ・ネロ、バルベーラ |
産地:長野県高山村産 |
収穫年:2019年 |
内容量:750ml |
アルコール度数: |
製造者:合同会社カンティーナ・リエゾー |
◆商品説明◆ <Coming Soon>
~テイスティングコメント~ <Coming Soon>
◆ソムリエayaのペアリング提案◆ <Coming Soon> |

トゥモローワイン オノヤマビッキ ルージュ 2019
通常価格 ¥3,850
ぶどう品種:メルロー83%、カベルネ・フラン9%、 カベルネ・ソーヴィニヨン8% |
産地:長野県上田市尾野山産(自社管理ぶどう100%) |
収穫年:2019年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12% |
栽培/販売者:(有)アゴラ 田村 稔 |
製造所:日本ワイン農業研究所(株)「アルカンヴィーニュ」 |
◆商品説明◆ ~テイスティングコメント~ Coming Soon ◆ソムリエayaのペアリング提案◆ Coming Soon
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はすみふぁーむ 千曲川ピノ・ノワール 2019
通常価格 ¥3,900ぶどう品種:ピノ・ノワール |
産地:東御市産 |
収穫年:2019年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12% |
製造者:株式会社はすみふぁーむ |
◆商品説明◆ ブルゴーニュ以外で、美味しいピノ・ノワールが造れないという定説。その定説がいまや覆されつつあります。 アメリカのカリフォルニア(カリピノと呼ばれたりします)やオレゴン、オーストラリアのヴィクトリア州、ニュージーランドやチリ、北海道や青森でも良質なピノ・ノワールが造られ、今や世界で栽培される国際品種になっています。 その背景にはやはり、ピノ・ノワールに情熱をかける熱心な栽培家、醸造家の存在があります。 はすみふぁーむの蓮見さんもまさにそのお一人ではないでしょうか。なんと海外にも輸出され、日本のワインの知名度向上にも貢献してくださっています。 このピノ・ノワールは、その品種個性が見事に引き出されたワインです。タンニンが控えめなので、はじめてワインをお飲みになる方にもおすすめ。きっと、ピノ・ノワールの虜になってしまいますよ。
~テイスティングコメント~ やや落ち着いた印象の淡いラズベリーレッドの色調。 グラスに顔を近づけると、フレッシュなクランベリー、スミレ、胡椒のようなスパイス、良質な紅茶でできた甘いストレートティーなど、華やかなアロマが何層にも重なりながら豊かに広がります。 口に含むと赤系果実を中心としたフレーバーがエアリーに口の中に広がってゆき、フレッシュで上品な酸がピュアな果実感や程よいアルコール感とともに心地よく広がりのある味わいへと導きます。 出汁を想わせるような旨味を伴ったフレーバーが味わいをより豊かに、キメの細かいタンニンとかすかに残るカカオのフレーバーが余韻まで心地よく続きます。 可愛らしい赤系果実のアロマが豊かに広がり、充実感のある味わいなのに空気を含んだように軽やかな印象。ピノ・ノワールの品種個性がきれいに表現された1本です。 ワインの出汁を想わせるような旨味が、醤油や甘辛い味付けをした定番の和食と良く合いそうです。ちなみに、2018ヴィンテージにたれの焼き鳥を合わせましたが、好相性でしたよ。 2021/1/19試飲
◆ソムリエayaのペアリング提案◆ 今日の夕飯にいかがですか? このワインに合うおすすめ料理~主食編~【パン・ド・カンパーニュ×とろけるチーズ】 スライスしたカンパーニュにとろけるチーズをかけてトースト。カンパーニュの黒糖のような香ばしさとチーズの塩気、ジャムの役割を果たすワインの果実感が口の中で溶け合って、旨味爆弾みたいになります。「旨味爆弾」という表現ははじめて使いますが、まさにそんな印象です。ちなみに「旨味爆弾」とは、ハンバーグなんかに使われるワードのようです。 このワインに合うおすすめ料理~デザート編~【木苺のレアチーズタルト】 2018ヴィンテージとアメリカンチェリーのタルトとの相性が良かったので、2019もタルトを合わせました。ワインの果実感と木苺が合うのはもちろん、ワインのカカオのフレーバーが、タルトの上に薄く敷かれたカカオスポンジと好相性。互いの美味しさが響きあう、大人だけが知るデザートの楽しみ方です。 |

ノーザンアルプスヴィンヤード ピノ・ノワール 2017 プレミアム
通常価格 ¥3,850ぶどう品種:ピノ・ノワール |
ブドウ産地:長野県大町市 |
収穫年:2018年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12% |
酸化防止剤(亜硫酸塩)使用 |
製造者:株式会社ノーザンアルプスヴィンヤード |
◆商品説明◆ ワインの楽しみ方は色々ありますよね。味わって楽しむ、ワイン産地の地理や歴史などを学んで楽しむ、そして、料理と合わせて楽しむ。ワインは料理をより美味しく、食事の時間を楽しくしてくれる飲み物です。 このワインは、ナチュラルな香りで個性的な印象ですが、深みがあって味わいに円みがあることから、独特の風味を持った食材やお料理と合わせていただきやすく、料理とのペアリングで、より真価を発揮するワインだとテイスティングをした時から感じていました。 こういったタイプのワインこそ、料理と合わせて楽しんでいただきたいと思い、ペアリング提案も他の商品より多めに書かせていただきました。 中でも一番のお気に入りは、タイ料理の定番ガパオライス! ワインとガパオライス?と思われた方にこそ、お試しいただきたいペアリングです。 ~テイスティングコメント~ 色調は淡いルビーレッド色で落ち着いた印象。 フレッシュなアセロラ、ドライクランベリー、腐葉土、ナツメグ、シェリービネガーなど、ナチュラルな印象。どんな味のワインなのか想像を掻き立てられるような個性的な香りを放っています。 味わいは、力強い酸が印象的なアタックで、ニュアンスに富んだフレーバーと共にフレッシュな果実感が口の中に広がります。 中盤からは、フレッシュな果実感にじんわりと広がる旨味と樽のニュアンスが加わり、味わいがより膨らんでいきます。そして、後半以降も続く伸びやかな酸に、穏やかなタンニンがやさしく寄り添います。 伸びやかな酸は心地よく余韻を引き伸ばし、香りでも感じられたドライクランベリーのようなフレーバーが後味でほのかに残ります。 多彩なアロマと力強い酸、旨味を感じる円みのある味わいは、複雑でありながらも均整の取れた1本です。 深みが感じられるワインなので、独特の風味を持った食材や調味料などと合わせても、ワインがしっかりと受け止めてくれますよ。 2020/11/2試飲 ◆ソムリエayaのペアリング提案◆ 今日の夕飯にいかがですか?
深みのあるワインに合わせて、あっさり仕上がる鶏ひき肉ではなく、豚ひき肉を使用。豚ひき肉、玉ねぎ、ピーマン、バジルを炒めて、ナンプラー、オイスターソース、パプリカパウダー、コショウで調味しました。独特の風味を持つナンプラーとオイスターソースの旨味とコクが、このワインによく合います。ワインを口に含むことで豚肉の旨味と玉ねぎの甘みが引き立ってきます。ワインと合わせるのが難しいとされる卵(半熟の目玉焼き)とも好相性です。 このワインに合うおすすめ料理〜おつまみ編〜 【セミドライにした柿とバター 】 ワインの熟成感に合わせて、生の柿ではなくセミドライにした柿を使用。スライスした柿を100度に予熱したオーブンで1時間半かけて乾燥させました。粗熱が取れたら、無塩バターと粗めの塩をかけ完成。セミドライにした凝縮感のある柿にバターのコクが加わることで、ワインと合わせた時により円みが感じられるようになります。また、岩塩の塩分によってワインのタンニンが和らぎ、よりまろやかな質感に。さらにオールスパイスをかけることで、甘くやさしい香りが加わり、奥行きがさらに深まります。もちろん、干し柿を使っても美味しくできそうです。 このワインに合うおすすめ料理~主菜編~【焼き鳥(塩)】 鶏もも肉をシンプルに塩と黒胡椒で味付け。焼き鳥にベリーの印象やスパイスのニュアンスを与え、ジューシーな鶏肉の甘みを増幅させてくれます。途中からかけたクミンシードも好相性。独特の風味があるクミンも、深みのあるワインがうまく包んでくれます。今回は塩味でしたが、ワインの果実感にタレの甘みが重なる、タレの焼き鳥とも相性が良さそうです。
このワインに合うおすすめ料理~主食編~【牡蠣のドリア】 同時にテイスティングしていた別のワインと合わせようと思い、準備していたメニューでしたが、試しに合わせてみたところとても良い相性だったので掲載します。ホワイトソースを使った料理に合うのは基本的にはコクのある白ワインだと思いますが、所々にトマトピューレが入っていたこともあり、このワインのような軽めの赤ワインとも◎濃厚なホワイトソースと円みのある味わいのワインがやさしく溶け合います。牡蠣の深みとワインの熟成感も好相性。 このワインに合うおすすめ料理〜主菜編〜 【黒酢の酢豚】 |

たかやしろファーム たかやしろエステートルージュ 2019
通常価格 ¥1,430
ぶどう品種:メルロー37%、カベルネ・ソーヴィニヨン34%、カベルネ・フラン22%、ツヴァイゲルトレーベ7% |
産地:長野県中野市産 |
内容量:720ml |
アルコール度数:12% |
製造者:有限会社たかやしろファーム |
◆商品説明◆ 複数の品種を精巧にブレンドしたバランスの取れた赤ワイン。 メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランといったボルドーブレンドのワインなので、重めなのかなと思われるかもしれませんが、その予想に反したいい意味で軽やかなワインです。 ツヴァイゲルトレーベという品種は、オーストリアの黒ブドウ/ブラウフレンキッシュとサン・ローランを掛け合わせて開発された黒ブドウ。 耐寒性が高く、寒いエリアでも丈夫に育つことから、原産地オーストリアで広く栽培されているほか、日本では北海道でも栽培されている品種です。
〜テイスティングコメント〜 中程度のダークチェリーレッドで全体に落ち着いた印象。 香りは、野いちご、カシス、キノコ、腐葉土、なめし皮、わずかに甘草のようなスパイスのニュアンス。赤系ベリーのフレッシュな果実香に、キノコや腐葉土といった複雑な香りが全体に深みを与えつつ、なめし皮のようなやや野生的な印象がアクセントに。フレッシュな果実香の中にも落ち着きが感じられる香りです。 味わいは、穏やかなアタックから徐々に果実感が口の中に広がってゆき、フレッシュな酸が全体を軽やかに引き上げます。程よくしなやかなタンニンは、香りで感じられた複雑なフレーバーや旨みと溶け合うイメージで、バランスの取れた印象。
本来は、赤ワインではなく日本酒で作るレシピでしたが、さらにワインに合うよう赤ワインに変えてたれをつくっています。 このワインに合うおすすめ料理〜主菜編〜【豚キムチ】 複雑な香りや味わいを持ったワインは、深い旨みのあるキムチとも好相性。 〜番外編〜
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信州たかやまワイナリー メルロー&カベルネ 2018
通常価格 ¥3,025ぶどう品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン |
産地:長野県高山村産 |
収穫年:2018年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12.0% |
製造者:株式会社信州たかやまワイナリー |
◆商品説明◆ メルローを主体に、カベルネ系の品種がブレンドされた、いわゆるボルドーブレンドの赤ワインです。 近年のボルドーワインは、果実の甘みがあるタイプや軽くてソフトなタイプも登場していますが、本来はどっしりと重く、渋みがあってすぐに飲まずにヴィンテージワインとして楽しむのが主流です。 長野県で造られるボルドーブレンドの赤ワインは、本場ボルドーのように何年も寝かせなくても若いうちから楽しめるタイプが多く、信州たかやまワイナリーさんが手がけるこのワインも、まさに若いうちから楽しめるタイプです。 しっかりとしたタンニンなのに、やさしい口当たりなので、ついつい飲み進めてしまえるところが良質な日本の赤ワインの特徴のひとつではないでしょうか。 やわらかい肉質が表現されたお料理や、青っぽいニュアンスのある食材を使ったお料理は、ボルドーブレンドの赤ワインと好相性。今夜はお肉が食べたい!という時に合わせていただきたい1本です。 ~テイスティングコメント~ 落ち着いた濃いめのダークチェリーレッドの色調。 香りは、フレッシュな桑の実やブラックチェリーなどの果実を軸に、スミレ、フレッシュハーブ、シナモン、クローブ、スモーキーで香ばしい香り、わずかに感じられるインクなど様々な要素がグラスいっぱいに広がります。 味わいのアタックはやさしく、フレッシュな果実感と香りで感じられた様々なフレーバーが穏やかに口の中に広がります。中盤にかけて、アルコールが全体に厚みを持たせることで味わいがより膨らみ、やさしい酸がフレッシュな果実感を支えます。 滑らかなタンニンも心地よく、後半にかけてフレッシュハーブのようなフレーバーが口の中をすっきり爽やかにさせてくれます。爽やかな印象の中にもオーク樽や果実の甘さが酸味とともにしっかり残るので、余韻は長く感じられます。 そして、ゆっくり時間をかけて飲み進めると、樽の甘い印象がさらに膨らみます。 複雑性のある豊かな香りと余韻の長さから、ポテンシャルを感じさせてくれる1本は、今飲むならピュアでフレッシュな果実感を、2~3年熟成させればより落ち着いた印象を楽しめそうです。 2020/11/9試飲
◆ソムリエayaのペアリング提案◆ 今日の夕飯にいかがですか? このワインに合うおすすめ料理〜おつまみ編〜 【ナガノパープルの生ハム巻き】 ナガノパープルは、種がなく皮ごと食べられる大粒の黒ぶどう。これに生ハムを巻いたら完成。オリーブオイルと黒コショウを忘れるというミスを犯したにも関わらず、素晴らしい相性でした。生ハムの油分がワインの後味をまろやかにまとめ、さらに生ハムの塩気が加わることでワインの果実味がより引き立っていました。皆さまはオリーブオイルと黒コショウをお忘れなく。ナガノパープルは長野県でしか栽培されていないようです。入手が難しい場合は、種無しの巨峰などで代用してみてください。
ワインのフレッシュな清涼感としそを合わせたペアリング。ワインの酸と梅肉の酸味が合うのはもちろん、ワインを飲むことで揚げ物の油分を程よくリセットでき、ワインも食事も両方進んでしまうほど好相性。
このワインに合うおすすめ料理~主菜編~【ステーキ】 味付けはシンプルに塩とブラックペッパー。口の中に溢れる肉汁がワインの果実感と混ざり合い、酸やタンニンが肉本来の旨味をより引き立ててくれます。樽の香ばしさと表面をこんがり焼いたお肉も好相性。このワインと合わせることで、最後の一口までお肉を飽きずに食べられる、満足度の高い組み合わせです。 |

楠わいなりー 楠R 2016
通常価格 ¥3,520ぶどう品種:メルロー52%、カベルネ・ソーヴィニヨン36%、カベルネ・フラン12% |
産地:長野県産 |
収穫年:2016年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:11% |
製造者:楠わいなりー株式会社 |
◆商品説明◆ 代表の楠さんはオーストラリアのアデレード大学で、ぶどう栽培とワイン醸造を学ばれました。大学があるアデレードから北に約35キロ進んだところにあるマクラーレンヴェール。そこで造られているブレンドワイン「GSM」をご存知でしょうか。 これは、グルナッシュ、シラーズ、ムールヴェドルという3品種がブレンドされたワインのことなんです。それぞれの頭文字をとって「GSM」と呼ばれていますが、元々はフランスの南ローヌ地方に倣ったブレンド。 3種類の品種個性が発揮された、非常にバランスのとれたワインになることから広く世界に広まり、フランスのラングドック地方やカリフォルニアなどでも造られています。 このように、世界では様々なブレンドワインが造られています。 最も有名なブレンドワインといえば…やはり、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フランなどで構成されたボルドーブレンドではないでしょうか。 こちらのワインは、そのボルドーブレンドで造られた代表楠さんの名前を冠した「楠R 2016」です。 雨が多く厳しい年だったという2016年は、3つの品種をブレンドし、それぞれを補い合う造り方にされています。ボルドーワインのようなどっしりと重い印象とは異なる、穏やかでやさしい赤ワインです。 同じ品種を使ったワインでも、産地によってその味わいが異なるのがワインの奥深さ、楽しさのひとつではないでしょうか。 収穫から4年以上経過し、果実味とタンニンが溶け合った全体に調和の取れた印象からは、味わいの深みや一体感が感じられます。 ブレンドされたぶどうの個性が複雑に調和し、ピュアな印象と深みを兼ね備えた味わい。 2020年10月現在でも十分開いている印象ですが、さらに1~2年熟成させ、より熟成感を引き出してから抜栓してもいいかもしれません。 楠さんおすすめのペアリングは? 楠Rはメルロー主体なので、ゴボウのような根菜に醤油を合わせた料理、筑前煮などにも良く合います。ゴボウをオリーブオイルでソテーするのも◎個人的には、アトリエ・ド・フロマージュ(長野県東御市にある人気のチーズ工房)のブルーチーズがおすすめ!と話してくださいました。
~テイスティングコメント~ 落ち着いたルビー色の外観で、ドライフルーツ(ラズベリー)、蒸らしたダージリンの茶葉、シナモン、クローブ、そしてレザーのニュアンスと、全体に熟成感が感じられる落ち着いた印象の香り。 味わいのアタックはやわらかく、早い段階でフレッシュな酸が果実やスパイスのフレーバーなどとともに顔を出し、アルコール感が穏やかに広がります。 後半にかけて、きめ細かいタンニンが、まだまだフレッシュな酸や果実感にやさしく溶け込むように現れ、味わいの奥行きをグッと深めてくれます。 前半で感じた酸と、それに溶け込んだアルコールの甘みが、後半の味わいを円くまとめ、ドライフルーツのフレーバーがアルコール感とともに広がりを持たせるようなフィニッシュ。 熟成により深みを増した豊かな果実感と、それに調和した酸や渋みが楽しめる軽やかな1本です。 ドライフルーツの入ったハードパンとのシンプルなペアリングは、止まらなくなること間違いなし。ワインの熟成感に合わせた煮込み料理などにも向いています。 2020/10/26試飲
今日の夕飯にいかがですか?
この仕事に就く前からワインとパンを良く合わせていたこともあって、個人的に馴染みのある合わせ方。トーストしたパンとくるみが、樽の風味とよく合います。もちろん、レーズンとワインはどちらも同じブドウからできていることから、合わないはずがありません。
4年熟成されたことによる深みと、同じく深みを感じる紅茶を使った料理です。下茹でした豚バラ肉と生姜を紅茶で煮込み、途中で醤油と砂糖を加え、軽く味を付けます。煮込んだ時のスープに、軽くたたいた梅肉を加えて煮詰め、程よい濃度になったら豚バラ肉にかけて完成。梅干しの種も煮詰めるときに加えるとより深みが出るようです。3つの品種がブレンドされた複雑さが感じられるワインなので、生姜や紅茶、梅肉など様々な要素の詰まった料理と合わせてもしっかりバランスが取れます。
レンジで軽く火を通し、輪切りにした里芋に薄力粉をつけて油で揚げ、塩とカレー粉を付けて揚げたてをいただきます。きめ細かい食感の里芋と、ワインのやわらかい印象が好相性。淡白な里芋ですが、油で揚げてカレー粉を加えることで赤ワインと合わせやすくなります。やさしい印象ながらも、パンチのあるカレー粉に負けない骨格のあるワインだからこそできるペアリングです。 |

ヴィラデスト プリマベーラ メルロー 2018
通常価格 ¥3,190ぶどう品種:メルロー |
産地:東御市、小諸市、上田市産 |
収穫年:2018年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12% |
製造者:株式会社 ヴィラデスト ワイナリー |
栽培醸造責任者:小西 超 |
生産本数:3,759本 ◆商品説明◆ 「NAGANO WINE」を語る上で欠かせない存在のヴィラデストワイナリー。毎年安定感のあるワインをリリースしているヴィラデストさんのワインは、赤、白すべてのワインに共通して、ぶどう品種の個性がきちんと感じられ、安定感があり整った印象を受けます。 それは、地道な畑作業を行って健全なぶどうを収穫し、ワイナリーを清潔に保つといった基本的なことを忠実に守り抜いているからこそ生まれるものだと感じています。 甘く熟した濃縮感のある果実香、丸みがあって親しみやすい味わいの品種 メルロー。若いうちから楽しめて、成熟すると複雑な風味を生み出すとされる人気品種ですが、日本の気候では熟させるのが難しく、青臭い印象が出てしまうこともあるといわれています。 そんなメルローもヴィラデストさんの手にかかれば、ぶどう本来の美しさが閉じ込められたかのようにキレイな印象で、青臭さとは無縁のメルローに仕上がります。 このワインに使われたブドウの一部は、八重原という標高700メートルの高台にある自社ブドウ畑で育ったメルローが使われています。八重原は、北には浅間山、南には蓼科山と、南北を山々に育まれた場所にある東御市の千曲川左岸にある地区。ヴィラデストワイナリーと千曲川を挟んで対岸に位置します。八重原の強い粘土質の土壌からは、骨格のしっかりした力強いブドウが育ち、色調・味わいともにしっかりした凝縮感のあるワインができるといいます。 小西さんはこの八重原という土地にポテンシャルを感じ、2015年から栽培を開始。樹齢は5〜6年と若く、味わいに深みが出るのはこれからだといいますが、将来に向けて期待している畑のひとつ。2020年からこの八重原で育ったメルロー単独でワインをリリースするほど、期待を寄せています。 そして、このプリマベーラシリーズは小諸市で育ったメルローが最も多く使われているといいます。小諸市のメルローを育てたのは、長野県建築士会会長でもある荻原 白さん。荻原さんは、玉村さんの古くからの友人で、1992年春に現ヴィラデストワイナリーのワイン用ブドウの苗木が定植される際、支柱を立てる作業を手伝われた方のひとりでもあり、この作業を行った12年後には、荻原さんの設計管理によってヴィラデストワイナリーが建設されています。荻原さんの畑の土壌は浅間山の近くで、その噴火で飛んできた軽石が含まれる水はけの良い火山灰土壌。 八重原の粘土質土壌のメルローとブレンドされることで、よりバランスが取れ、両者の特徴を補い合えるといいます。 NAGANO WINE の裾野を支えるのは、栽培しやすく、品質的にも安定しているメルローやシャルドネだと考えている小西さん。どんなシチュエーションにも対応できる万能でバランスの取れたメルローは、年代を問わず楽しんでいただける品種のひとつだと思います。さらに、日本のメルローは、他国のメルローに比べて穏やかな香りと繊細でやさしい味わいが特徴でもあります。素材の味を活かした繊細な味付けの料理にも、そっと寄り添ってくれる1本ではないでしょうか。 |
~テイスティングコメント~ やや濃いめのダークチェリーレッドの色調。 香りの第一印象は控えめで、上品なロースト香が立ち上ります。 次第にフレッシュなブラックベリーやオレガノのようなドライハーブの香りも現れてきますが、全体的に抑えのきいた落ち着いた印象の香りで、グラスを回して空気に触れさせても、香りは安定しています。 味わいのアタックはソフトで、香りで感じられたロースト、そしてブラックベリーやドライハーブのフレーバーが穏やかに広がります。それらのフレーバーがアルコールと程よく調和し、芯の通った酸が味わい全体を支えます。後半にかけて、しなやかでフレッシュ感のあるタンニンが心地よく広がるとともに、余韻ではわずかな清涼感や果実のフレーバーを残してくれます。上質なぶどうのエキスを飲んでいるような、安定感のあるスタイルのワインです。 メルローと相性がいいとされる根菜類の中でも、ごぼうのような香りの強いタイプではなく、じゃが芋のようなクセの少ない食材を使った料理が、このワインと特に合いそうです。 2020/11/2試飲
今日の夕飯にいかがですか? このワインに合うおすすめ料理~副菜編~【じゃが芋のガレット】
このワインに合うおすすめ料理〜主食編〜 【お好み焼き】 |