◆商品説明◆
シャンパーニュと同じ製法で造られた本格的なスパークリングワインです。スパークリングワインとしては珍しいソーヴィニヨン・ブランとピノ・グリというセパージュも興味をそそりませんか?長野県でソーヴィニヨン・ブランという品種を一躍有名にしたRue de Vin さんですが、このワインに使われているのは、比較的香りが穏やかなロットのソーヴィニヨン・ブランと、単一品種のワインとして販売するには生産量の少ないピノ・グリをブレンドして使用。仕上げ工程のデゴルジュマン(澱抜き)までの期間を少し短めにすることで、価格を抑えてリリースしたボトムレンジを担うシリーズです。
名前の12「ドゥーズ」とは、ぶどう畑がある地籍が「十二平」と呼ばれることに由来。ボトムレンジのワインながらも、正真正銘この地で生まれたぶどうだけで仕立てられたワインであるという誇りを、この12「ドゥーズ」という名前に込めているそうです。
~テイスティングコメント~
黄金色がかったイエローの色調に、キメ細かい泡が持続的に立ち上ります。
熟した黄色いりんごと洋梨、パイナップルの入ったバターケーキのよう濃密な香りがグラスに広がり、味わいへの期待感を高めてくれます。
味わいのアタックは、活力感のある泡とともに香りでも感じられたリッチなフレーバーが口いっぱいに広がります。酸も十分感じられますが、熟した甘みがより印象的で、非常に力強いキュベをベースにしていることから、しっかりとしたボリュームが感じられます。このボリューム感が泡と合わさることで、よりバランスのとれた飲みやすさに繋がっています。後半からは心地よい苦味が現れ、味わいにさらに深みを与えてくれ、バターの風味を伴ったなめらかで長い余韻が続きます。
香りからの期待感を決して裏切らない、上質で官能的な味わいの1本は、ミディアムレンジとは思えないほどの完成度の高さ。
厚みと丸みのあるしっかりとしたボディのワインなので、ゆっくり時間をかけて飲んでいただくのがおすすめ。濃厚な前菜からメイン料理までをすべてこの1本で通せそうです。
また、お寿司の握りの盛り合わせのように、白身魚から赤身の魚、貝、イカ、そして穴子など沢山の種類があるものを一度に楽しむスタイルの食事にも最適。イクラとも難なく合わせられるので、お寿司屋さんに1本だけ持ち込むというシチュエーションにも◎
2020/12/27試飲
◆ソムリエayaのペアリング提案◆
今日の夕飯にいかがですか? 実際に試してみたおすすめご飯
このワインに合うおすすめ料理〜主食編〜 【雲丹のお寿司】
すっきりとした酸とワインのボリューム感が、雲丹のコクやクリーミーさを見事に引き立ててくれます。すし飯に雲丹を乗せたシンプルなお寿司と海苔で巻いた雲丹、両方試してみましたが、このワインに合わせるなら、海苔は使わずシンプルにいただくのがおすすめ。その方がワインの果実味がより膨らみます。
このワインに合うおすすめ料理~デザート編~【金柑のコンポート】
ここ数年冬の時期に必ず作っているこのメニューとも、もちろん相性抜群。ワインの濃密な印象、そして程よい苦味も金柑の風味とよくマッチします。フォアグラのテリーヌとこの金柑のコンポートを合わせたら、もっともっと最高なはず。
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