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アルカンヴィーニュ
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VinVie (ヴァンヴィ)
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VILLA D’EST WINERY(ヴィラデストワイナリー)
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Cantina Riezo(カンティーナ・リエゾー)
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KUSUNOKI WINERY(楠わいなりー)
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坂城葡萄酒醸造(Vino della GATTA)
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ジオヒルズ(ジオヒルズワイナリー)
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Shinshu Takayama Winery(信州たかやまワイナリー)
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たかやしろファーム&ワイナリー
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Terre de ciel(テールドシエル)
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NAGOMI VINEYARDS(ナゴミ ヴィンヤーズ)
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NORTHERN ALPS VINEYARDS(ノーザンアルプス・ヴィンヤード)
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はすみふぁーむ&ワイナリー(HasumiFarm&Winery)
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Rue de Vin(リュードヴァン)
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Le Milieu(ル・ミリュウ)
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Wa Yawata(ワ・ヤワタ)
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委託醸造ヴィンヤード
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アルカンヴィーニュ
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VinVie (ヴァンヴィ)
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VILLA D’EST WINERY(ヴィラデストワイナリー)
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Cantina Riezo(カンティーナ・リエゾー)
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たかやしろファーム&ワイナリー
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アルカンヴィーニュ ブラン 2017
通常価格 ¥2,190ぶどう品種:竜眼、シャルドネ |
産地:長野県産(竜眼89%、シャルドネ11%) |
収穫年:2017年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:11% |
製造者:日本ワイン農業研究所(株)「アルカンヴィーニュ」 |
◆商品説明◆ シルクロードを経由して中国、日本へ伝来したと言われ、薄く灰色がかった紫色の果皮を持つ東洋系欧州品種、竜眼を主体としたワインです。ぶどう一粒一粒が大きく龍の目のような形をしていることからその名が付けられ、別名「善光寺ぶどう」とも呼ばれる竜眼は、明治初期から善光寺がある長野市周辺で栽培されてきたぶどうです。甲州のようなポテンシャルを秘めた、長野県が今後世界に発信していきたいぶどう品種でもあります。 いい意味でニュートラルなので、どんな料理にも合わせやすい竜眼。 味わったことのない方にはぜひ一度は味わっていただきたい、NAGANO WINE SHOP 一押しの品種、竜眼から造られたワインです。 ~テイスティングコメント~ ややベージュがかったレモンイエローの色調。 レモンピールのような苦味を伴った爽やかな香りとミネラル感が主体となった香りです。 味わいのアタックは穏やかですが、香りでは感じられなかったジャスミンのような華やかで少しエキゾチックなフレーバーと共に和梨をかじったような水々しい果実感が口いっぱいに広がります。水々しい果実感にアルコールがしっかり重なるので適度な厚みを感じつつ、マイルドながらも豊かな酸が凛とした印象を与えています。 中盤以降、ミネラル感を伴った塩味と苦味が全体にアクセントをつけ、その心地よいミネラル感はジャスミンのようなフレーバーとともに余韻まで続きます。 竜眼の透明感あふれる水々しさがきれいに表現された、控えめながらも華やかなフレーバーが印象的なワインです。 お刺身、天ぷらなど素材の味を生かした繊細な味付けの和食と特に相性が良いです。 2020/12/14試飲
このワインに合うおすすめ料理〜主菜編〜 【真鯛のお刺身】 ワインの繊細な印象を生かすため、ここは醤油ではなく塩とわさびで!真鯛の旨味が膨らみ、わさびが程よいアクセントになっています。昆布塩がある方はぜひ昆布塩をかけてお召し上がりください!ワインのミネラル感とうまくリンクして、お刺身の旨味がよりアップしますよ。
ワインと合わせるので、西洋野菜のクレソンをセレクト。ブリと一緒に軽く昆布だしにくぐらせることで青っぽさを飛ばし、ほろ苦さだけを残しました。白ワインと合わせると臭みが出やすい血合いの入ったブリも、クレソンが生臭さを抑えすっきりさせてくれます。ワインにある柑橘の風味とゆず果汁の入ったポン酢、さらにワインの水々しさと大根おろしでテクスチャーを合わせれば、至福の組み合わせに!脂ののったブリも、このワインと一緒ならすっきり美味しくいただけますよ。 |

アルカンヴィーニュ ルージュ 2017
通常価格 ¥2,190ぶどう品種:メルロー、巨峰、カベルネ・ソーヴィニヨン、ブラッククイーン |
産地:長野県産(メルロー63%、巨峰22%、カベルネ・ソーヴィニヨン9%、ブラッククイーン6%) |
収穫年:2017年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12% |
製造者:日本ワイン農業研究所(株)「アルカンヴィーニュ」 |
生産本数:3,790本 |
◆商品説明◆ メルローを主体に4品種がバランスよくブレンドされた赤ワインです。 ブレンドというと、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローというボルドーブレンドが一番ポピュラーではないでしょうか。そのボルドーブレンドに日本のオリジナル品種として注目されているブラッククイーンと、生食用ぶどうの巨峰が加わった、革新的ともいえる組み合わせ。 複数のぶどう品種をブレンドしたワインは、様々な個性が調和したバランスの良さが特徴でもあります。 単一品種では生み出せない複雑性が魅力のワインは、クリアでピュアな印象を持ちながらも深みが感じられるバランスのとれた味わいです。 ~テイスティングコメント~ 落ち着いたトーンのやや淡いダークチェリーレッドの色調。 香りはフレッシュなダークチェリーと、リキュールのような甘い印象のダークチェリー、キャンディのような甘い香り、ナツメグやキノコ、植物のようなややグリーンのニュアンスも感じられます。 味わいのアタックは穏やかですが、すぐに活力感のある酸が現れ、甘酸っぱいフレッシュな果実感で口の中が満たされます。アルコールの厚みや滑らかなタンニンがジューシーな果実感や旨みと溶け合い、一体感が感じられます。キャンディのような甘やかな余韻が穏やかに続きます。 豊かな酸とボリュームが出やすいブラッククイーンに、メルローのフレッシュでジューシーな果実感とやわらかさ、カベルネ・ソーヴィニヨンの洗練された印象と程よい収斂性、果肉の少ないワイン用ぶどうでは出せない巨峰ならではのやさしい甘みや旨みが加わった、ブレンドならではの調和が楽しめる1本です。 キャンディのような甘い香りに合わせて、砂糖を使ったコクのある中華料理、日本の家庭料理とも相性が良さそうです。 2020/11/12試飲
◆ソムリエayaのペアリング提案◆ このワインに合うおすすめ料理〜主菜編〜 【シュウマイ】 ワインとともに口に含むと、お肉の旨みがあふれます。さらに、ワインの果実味もより膨らみますよ。比較的購入しやすい価格のワインなので、街中華のような普段着で楽しめる料理とも好相性ではないでしょうか。シュウマイが合うということは、肉まんも合いそうですよね。 |

ヴィラデスト プリマベーラ シャルドネ 2018
通常価格 ¥3,190ぶどう品種:シャルドネ100% |
産地:小諸市、東御市、上田市産 |
収穫年:2019年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12% |
製造者:株式会社 ヴィラデスト ワイナリー |
栽培醸造責任者:小西 超 |
生産本数:2,772本 |
◆商品説明◆ 日本を代表するプレミアムワインを数多く生み出し、「NAGANO WINE」を語る上で欠かせない存在のヴィラデストワイナリーさん。こちらのワインは、ワインコンクールで何年にも渡り評価を受けているシリーズのひとつ、プリマベーラシリーズのシャルドネです。 ぶどう自身の香りの特徴が少なく、ニュートラルといわれるシャルドネは、産地の個性や醸造、熟成方法が素直に引き出される品種といわれています。 ヴィラデストワイナリー代表取締役社長で栽培醸造責任者の小西さんも、「シャルドネは適応力があって比較的育てやすいブドウ、はっきりとわかりやすい香りはないが、しっかりとした芯を持つ品格を感じます。また、育つ土地の気候や土壌、そして造り方によっても姿を変えます。」というように”dancyu合本ワイン”の取材でも話されていました。 こちらのシャルドネは、樽発酵、樽熟成という工程を踏んでいます。樽発酵、樽熟成と聞くと樽の感じが前面に出てくるのでは?と思ってしまいますが、実は逆で、樽の印象が程よくワインに溶け込みエレガントな印象になる製法なんです。 この樽発酵、樽熟成は、小西さんのワイン造りの師匠だった 故 麻井宇介さんの教えでもあります。樽に負けないブドウ本来の力があるからこそ、樽発酵、樽熟成の工程でさまざまな要素が加わり、魅力もパワーも増し、凝縮感のあるワインになるといいます。樽発酵での、シュール・リーによる澱からの複雑な香り(トースト、ナッツ)が生まれ、樽熟成での穏やかな酸化熟成によって、ワインに少しずつ酸素が供給され、やさしくかどの取れた味わいになるんだそうです。 この製法を最大限に活かすために必要なのは、樽に負けないブドウです。地道に畑作業に取り組み、健全なぶどうを収穫するといった基本的なことを忠実に守り抜く、ヴィラデストさんのスタイルがこの製法には欠かせません。 クリアな果実の中に、上品に香る木樽のニュアンスが感じられるこちらのシャルドネは、その品種個性をうまく引き出した、まさにお手本のような造りのワイン。東御市という冷涼な土地の個性が最大限発揮されています。シャルドネ好きの方はもちろん、これからワインを飲んでいきたいと考えている方にも、NAGANO WINE を代表するシャルドネとして自信を持っておすすめできる1本です。
~テイスティングコメント~ グリーンがかった状態からやや抜けた、きれいなレモンイエローの色調。フレッシュな柑橘や洋梨などの果実の香りと木樽由来のバニラの香り、次第に鉱物的なミネラルの要素やバターなど乳製品の香りも現れてきます。 味わいのアタックは、プリマベーラ(新緑)のように爽やかでフレッシュな果実の印象がありながらも口当たりは滑らか。丸みのある酸が全体を穏やかに包みます。樽発酵と樽熟成、どちらも行うことにより、木樽の香りを抑え、フレッシュな果実味もしっかりと感じることができます。わずかに感じるバターのようなコクのある香りや穏やかな木樽のニュアンスが全体に厚みを持たせ、果実のフレッシュな印象だけでは終わらない複雑さ、そして、酸味がバランスよく味わいに溶け込んだ、バランスの取れた上品なスタイルのワインです。 小西さん曰く、このプリマベーラシリーズのシャルドネは、比較的軽やかな味わいが特徴なので、メイン料理というよりは前菜、クリーム系でも濃度が軽めのものがおすすめだそうです。 2020/10/19試飲
◆ソムリエayaのペアリング提案◆ 今日の夕飯にいかがですか?
木樽熟成したシャルドネは、やわらかで丸みのある味わいなので、チーズを挟んだチキンカツを合わせました。木樽由来のコクが油で揚げたチキンカツのコクと合わさり、両方の美味しさがより引き立ちます。バターのような乳製品の香りと、チキンの中で程よく溶けたチーズも好相性。ソースをかけてもいいですが、シンプルに塩というのもおすすめです。
ワインの乳製品のような香りに合わせて、少量のヨーグルトと生クリームで酸味とコクを加えてみました。じゃが芋の持つ甘みをシンプルに味わいたかったので具材は玉ねぎ・人参と少なめに。滑らかな口当たりのワインなので、じゃが芋はしっかりと潰して滑らかにし、ワインとの質感を合わせました。ワインの酸がじゃが芋の甘みを引き立て、また、隠し味で加えたヨーグルトの酸や生クリームのクリーミーなコクがワインの果実感を増幅させるような相乗効果が生まれるペアリングです。ソーヴィニヨン・ブランと合わせるなら、具材はキュウリを入れるなど、ぶどう品種によってポテトサラダの具材やマヨネーズの量を変えるとペアリングの幅が広がりそうです。 |

ヴィラデスト ソーヴィニヨンブラン 2018
通常価格 ¥3,630ぶどう品種:ソーヴィニヨン・ブラン |
産地:東御市自社畑産 |
収穫年:2018年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12% |
製造者:株式会社 ヴィラデスト ワイナリー |
栽培醸造責任者:小西 超 |
生産本数:2,728本 |
◆商品説明◆ グレープフルーツ・パッションフルーツ・ハーブなど、独特の芳香を持ったアロマ。フランスのロワールやボルドーだけでなく、世界中で人気が高まっている品種です。 冷涼地のものは柑橘やフレッシュハーブの香り、温暖地のものはパッションフルーツの香り。といったように、産地ごとの特徴が表現されながらも、品種の明確な個性が感じられるのが最大の特徴ではないでしょうか。柑橘やハーブのフレーバーが際立った爽やかなタイプから、ボルドーなどのように樽熟成を経た厚みのあるタイプまでと、味わいも多岐に渡ります。 ヴィラデストさんは、このソーヴィニヨン・ブランをシャルドネに継ぐ新しい品種として2008年から栽培。標高850メートルの高地に畑があるため、酸が残りやすいのが特徴。グリーンの爽やかな香りが主体となった、品種個性がきれいに表現された1本です。 このソーヴィニヨン・ブランが育った畑の土壌は、粘土質土壌と火山灰土壌が組み合わさっていて、粘土質土壌で育ったブドウからは、凝縮感のあるワイン。香りが開くのに少し時間がかかるとされるいわゆる長塾型のワインが生まれ、火山灰土壌で育ったブドウからは、早くから飲みやすい、やわらかくやさしい味わいのワインが生まれるといいます。 つまり、この二つの土壌が合わさることで、よりバランスの取れたお互いの特徴を補い合えるワインが生まれるんだとか。ヴィラデストさんのワインの特徴ともいえる、整った印象やバランスの良さの秘密はここにもあるのかなと思います。 日本で育つと、やさしく上品で控えめな香りになると言われているソーヴィニヨン・ブラン。海外で造られているような香りのインパクトはありませんが、その分幅広い料理と合わせることができるのが魅力です。 ~テイスティングコメント~ ややグリーンがかったレモンイエローの色調。 香りは、フレッシュなグレープフルーツ、フレッシュハーブ、石灰、わずかにムスクの印象も感じられますが、グリーンノートの爽やかさが主体となった香りです。 味わいのアタックはとても穏やかで、柑橘やハーブのフレッシュなフレーバーが口いっぱいに広がります。 キレのあるクリアな酸が、フレッシュな柑橘などのフレーバーの中に浮かび上がり、上品な印象を感じさせます。 まろやかな口当たりが心地よく感じられ、その丸みのある質感にアルコールのボリュームやムスクのようなフレーバーが重なり、味わいがより膨らんでいきます。 後半以降も続く持続的な酸が、全体に芯の通った印象を与え、ミネラルを伴った苦味や栗のはちみつのような甘やかなフレーバーが、心地よい余韻を感じさせてくれます。 ヴィラデストさんのサイトでは、魚介のカルパッチョや塩焼き、シンプルな野菜料理などに合わせて。という提案をされています。 ワインのグリーンノートやムスクの香りに合わせて、グリーンの果肉のマスクメロンと合わせてみたいです。まだ完熟していないタイプがいいかもしれません。 すごくベタかもしれませんが、生ハムメロンと合わせるのも◎ 2021/1/23試飲
◆ソムリエayaのペアリング提案◆ 今日の夕飯にいかがですか?
このワインに合うおすすめ料理~副菜編~【生ハムメロン】 ワインが生ハムの旨味とメロンの美味しさを引き上げてくれ、ワインの果実味も膨らみます。黒胡椒は、多めにかけると辛味が際立ってしまうので、かけたい場合は控えめにするのがベター。イタリアでは、マルサラ酒でメロンをマリネするそうですよ。 このワインに合うおすすめ料理~デザート編~【メロンとバニラビーンズのシャーベット+バニラアイス】 鞘から出したバニラビーンズと白ワイン、グラニュー糖を弱めの中火にかけ、香りが立ってきたらカットして凍らせたメロンと合わせてミキサーにかけます。冷凍庫で1時間ほど落ち着かせて、バニラアイスと共に器に盛る。仕上げにカルダモンパウダーを振りかければ、ワインの爽やかな香りとよく合う、贅沢な大人のデザートになります。 |

ヴィラデスト ピノ・グリ 2018
通常価格 ¥3,630ぶどう品種:ピノ・グリ |
産地:長野県東御市自社畑産 |
収穫年:2018年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12% |
製造者:株式会社 ヴィラデスト ワイナリー |
栽培醸造責任者:小西 超 |
生産本数:1,102本 |
◆商品説明◆ 黒ぶどうのピノ・ノワールが突然変異して生まれたピンク色の果皮を持つピノ・グリ。 フランスで最も成功しているのはアルザス地方で、南国系フルーツや蜂蜜のような芳醇なアロマ、ボリューム感のあるリッチなスタイルで、貴腐ワインも造られています。 イタリアではピノ・グリージョと呼ばれ、洋梨や蜂蜜を思わせる濃厚で芳醇な香りにオイリーで厚みのあるスタイルが一般的ですが、柑橘系の爽やかな酸味を引き立たせたすっきりした味わいを目指す生産者も多く、ピノ・グリージョによるオレンジワインも生産されています。 ヴィラデストさんのピノ・グリは、そのどちらのスタイルにも当てはまらない、東御市の気候風土が表現されたものなんだそう。早熟なピノ・グリは、標高が低いと酸が落ちやすいため、920メートルという、ヴィラデストワイナリーの自社畑の中では最も高い場所に位置する畑で栽培されています。その高地から生み出されるピノ・グリは、味わいの凝縮感、余韻の長さを兼ね備えたキレイな酸が特徴のワインに仕立てられます。 ヴィラデストワイナリー代表取締役社長で栽培醸造責任者の小西さんより以下のようにご紹介いただきました。 『セミアロマティック品種と言われるピノ・グリによるワインなので、シャルドネよりもアロマが豊か。グリ系のブドウなので、通常の白ワインよりタンニンも多め。そこまでオイリーではないけれど、シャルドネより厚みがあり、派手さはないけれどじんわりと美味しさが感じられるワインです。』 その他にもワイン造りに携わるようになった経緯や、栽培・醸造のお話をたくさんしていただきました。造り手の生の声を聞き、その美味しさの陰には苦労や努力が詰まっていることを知ると、より美味しさが増すように思います。飲み手の皆さまには、その造り手の想いごと味わっていただけたらと思っています。 ~テイスティングコメント~ 輝きのあるイエローの色調で、やや強めの粘性が見られます。 大ぶりの和柑橘やフレッシュな洋梨、アプリコットなどの香りが中心で、わずかに鉱物的なミネラルのニュアンスも感じられます。 味わいのアタックはやさしく、香りで感じられた果実のフレーバーが穏やかに広がります。 すぐに芯の通った酸が現れ、味わい全体を引き締めつつ、アルコールのボリュームや、ややオイリーな質感によって味わいが膨らんでいきます。 和柑橘やアプリコットなどのフレーバーが心地よく続く中で苦味が現れ、コクのような旨みが加わります。後半以降でも続くクリアな酸が、味わいに透明感を与え、わずかな渋みと調和して心地よく長い余韻をつくります。果実の甘み、酸味、アルコールのボリュームに、ややオイリーでなめらかな質感が加わることで、味わいがより立体的になり、流れるような飲み心地になっています。 まろやかな口当たりながら芯のある酸味を持った、フレッシュで軽やかな印象とボリューム感を兼ね備えた1本です。 抜栓1日目は酸もしっかり感じられ、フレッシュな印象。2日目は1日目より酸がやわらかくなり、落ち着いた印象になっていきます。温度が上がると、より熟度の高いフルーツの香りへと変化し、アプリコットのコンポートや蜜っぽい印象が感じられるようになります。 滑らかな口当たりですが骨格がしっかりしているので、しっかりした味わいのお料理にも合いそうです。「派手さはないが、じんわりと美味しさが感じられるワイン」と小西さんが話されていたので、いなり寿司や油揚げのお浸しのようなお料理も、そのイメージにぴったりではないでしょうか。 2020/11/12試飲
今日の夕飯にいかがですか? このワインに合うおすすめ料理〜主食編〜 【柚子いなり】 甘じょっぱい出汁がたっぷり染み込んだいなりは、まさに派手ではないけどじんわりと美味しさが感じられ、ワインのイメージにぴったり。寿司飯に入った柚子果汁の風味がワインの果実味ともよく合います。温度はやや高めの方がワインの質感がより滑らかに、果実の印象もより角が取れ、いなり寿司がさらに美味しく感じられました。 茶碗蒸しも、じんわりと美味しいというワインのイメージに合う料理。このワインが持つ心地よい苦味を茶碗蒸しの銀杏と合わせました。グリ系のぶどうから造られたワインなので、他の白ぶどう品種よりコクや旨味が感じられ、それが茶碗蒸しの出汁にマッチしていました。大ぶりのグラスを使って高めの温度で飲むことで、温かい茶碗蒸しともより合わせやすくなります。茶碗蒸しと合わせるなら、酸が少し落ち着いてくる抜栓2日目くらいの状態がおすすめです。少し熟成させてから抜栓する場合は、1日目から合わせてもいいかもしれません。
このワインに合うおすすめ料理~副菜編~【セロリの梅酢漬け】 ワインの深みに合わせて、米酢ではなく梅のエキスが詰まった梅酢を使用しました。ピクルスの酸味とワインの酸が合うのはもちろんですが、グリ系ぶどうによるわずかな渋みもマッチします。セロリ以外にも、大根・カブ・レンコン・ミョウガのような和野菜でも美味しそうです。 |

ヴィラデスト プリマベーラ メルロー 2018
通常価格 ¥3,190ぶどう品種:メルロー |
産地:東御市、小諸市、上田市産 |
収穫年:2018年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12% |
製造者:株式会社 ヴィラデスト ワイナリー |
栽培醸造責任者:小西 超 |
生産本数:3,759本 ◆商品説明◆ 「NAGANO WINE」を語る上で欠かせない存在のヴィラデストワイナリー。毎年安定感のあるワインをリリースしているヴィラデストさんのワインは、赤、白すべてのワインに共通して、ぶどう品種の個性がきちんと感じられ、安定感があり整った印象を受けます。 それは、地道な畑作業を行って健全なぶどうを収穫し、ワイナリーを清潔に保つといった基本的なことを忠実に守り抜いているからこそ生まれるものだと感じています。 甘く熟した濃縮感のある果実香、丸みがあって親しみやすい味わいの品種 メルロー。若いうちから楽しめて、成熟すると複雑な風味を生み出すとされる人気品種ですが、日本の気候では熟させるのが難しく、青臭い印象が出てしまうこともあるといわれています。 そんなメルローもヴィラデストさんの手にかかれば、ぶどう本来の美しさが閉じ込められたかのようにキレイな印象で、青臭さとは無縁のメルローに仕上がります。 このワインに使われたブドウの一部は、八重原という標高700メートルの高台にある自社ブドウ畑で育ったメルローが使われています。八重原は、北には浅間山、南には蓼科山と、南北を山々に育まれた場所にある東御市の千曲川左岸にある地区。ヴィラデストワイナリーと千曲川を挟んで対岸に位置します。八重原の強い粘土質の土壌からは、骨格のしっかりした力強いブドウが育ち、色調・味わいともにしっかりした凝縮感のあるワインができるといいます。 小西さんはこの八重原という土地にポテンシャルを感じ、2015年から栽培を開始。樹齢は5〜6年と若く、味わいに深みが出るのはこれからだといいますが、将来に向けて期待している畑のひとつ。2020年からこの八重原で育ったメルロー単独でワインをリリースするほど、期待を寄せています。 そして、このプリマベーラシリーズは小諸市で育ったメルローが最も多く使われているといいます。小諸市のメルローを育てたのは、長野県建築士会会長でもある荻原 白さん。荻原さんは、玉村さんの古くからの友人で、1992年春に現ヴィラデストワイナリーのワイン用ブドウの苗木が定植される際、支柱を立てる作業を手伝われた方のひとりでもあり、この作業を行った12年後には、荻原さんの設計管理によってヴィラデストワイナリーが建設されています。荻原さんの畑の土壌は浅間山の近くで、その噴火で飛んできた軽石が含まれる水はけの良い火山灰土壌。 八重原の粘土質土壌のメルローとブレンドされることで、よりバランスが取れ、両者の特徴を補い合えるといいます。 NAGANO WINE の裾野を支えるのは、栽培しやすく、品質的にも安定しているメルローやシャルドネだと考えている小西さん。どんなシチュエーションにも対応できる万能でバランスの取れたメルローは、年代を問わず楽しんでいただける品種のひとつだと思います。さらに、日本のメルローは、他国のメルローに比べて穏やかな香りと繊細でやさしい味わいが特徴でもあります。素材の味を活かした繊細な味付けの料理にも、そっと寄り添ってくれる1本ではないでしょうか。 |
~テイスティングコメント~ やや濃いめのダークチェリーレッドの色調。 香りの第一印象は控えめで、上品なロースト香が立ち上ります。 次第にフレッシュなブラックベリーやオレガノのようなドライハーブの香りも現れてきますが、全体的に抑えのきいた落ち着いた印象の香りで、グラスを回して空気に触れさせても、香りは安定しています。 味わいのアタックはソフトで、香りで感じられたロースト、そしてブラックベリーやドライハーブのフレーバーが穏やかに広がります。それらのフレーバーがアルコールと程よく調和し、芯の通った酸が味わい全体を支えます。後半にかけて、しなやかでフレッシュ感のあるタンニンが心地よく広がるとともに、余韻ではわずかな清涼感や果実のフレーバーを残してくれます。上質なぶどうのエキスを飲んでいるような、安定感のあるスタイルのワインです。 メルローと相性がいいとされる根菜類の中でも、ごぼうのような香りの強いタイプではなく、じゃが芋のようなクセの少ない食材を使った料理が、このワインと特に合いそうです。 2020/11/2試飲
今日の夕飯にいかがですか? このワインに合うおすすめ料理~副菜編~【じゃが芋のガレット】
このワインに合うおすすめ料理〜主食編〜 【お好み焼き】 |

ヴィンヤード・カラリア・オポチュニティー・シャルドネ 2019
通常価格 ¥4,290ぶどう品種:シャルドネ 100% |
産地:長野県立科町産 |
収穫年:2019年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:13% |
製造所:日本ワイン農業研究所株式会社「アルカンヴィーニュ」 |
加工所:株式会社ヴィラデストワイナリー |
販売者:トラストアンドアソシエイツ株式会社 |
◆商品説明◆ 日本酒の「吟醸香」のような香りをワインから感じたことってありますか。 ワインから日本酒の香りがするなんて、不思議ですよね。 この香りは発酵に由来する香りらしいのですが、日本酒では「吟醸香」と評価されているのに対し、ビールでは「エステル臭」と呼ばれ、あまり好ましくないとされているようです。では、ワインで感じる「吟醸香」はどうでしょうか。 ワインで感じる「吟醸香」を長野のテロワールとして認識されている方もいますし、イタリアのヴェルディッキオという品種からそれを感じるという方もいます。 いずれも、和食に合わせやすい側面からポジティブに捉えられていました。 こちらのワインからも、日本酒の「吟醸香」に近い芳醇な香りが感じられます。 日本酒と合わせるのに近い感覚で、ペアリングしていただけると思います。 高評価を受けた2017年のファーストヴィンテージ。2019ヴィンテージも、これまでのスタイルはそのままに、2019年の作柄を反映した味わいです。
~テイスティングコメント~ 輝きのある濃いめのレモンイエローの色調。 フレッシュなグレープフルーツ、りんご、アカシア、石灰や鉱物のようなミネラル感、そして、ヘーゼルナッツのような日本酒の吟醸香に近い芳醇な香りが加わることで、フレッシュな中にも厚みのある印象が感じられる香りです。 味わいのアタックは穏やかで、フレッシュな柑橘を中心とした果実のフレーバーと、フレッシュでキレのある酸が口の中に広がります。 中盤にかけて、アルコールのボリュームや、ヘーゼルナッツのようなフレーバーが加わることで、厚みのある印象に。質感も滑らかに感じられます。 後半以降に感じるミネラルを伴った程よい苦味が、前半から続くフレッシュな柑橘のフレーバーや持続的で伸びやかな酸と重なり、味わい全体に深みを与えつつ、余韻を心地よく引っ張ってくれます。芯の通った酸が後味をスッキリした印象へと導きます。 温度が上がると、より熟度の高いフルーツの香りへと変化し、質感もよりやわらかく、酸も角が取れてやさしい印象に。ミネラル感もより膨らみます。 フレッシュな柑橘の果実感と、厚みのあるボディを同時に楽しめる1本です。 2021/1/23試飲
◆ソムリエayaのペアリング提案◆ 今日の夕飯にいかがですか?
昆布塩とオリーブオイルで調味。ワインの豊かなミネラル感が真鯛の旨味を引き出してくれます。昆布のグルタミン酸と真鯛のイノシン酸の旨味の相乗効果、その強い旨味をワインが受け止めます。 ワインの香りに合わせて、日本酒でほんのり香りをつけた塩をベースに味付けしたおでん。大根、はんぺん、竹輪、白こんにゃくなどの素材を引き立てる、ワインの吟醸香がポイント。ワインのミネラル感と昆布出汁が染み込んだ具材も好相性です。おでんにはいつもからしを添えますが、ワインと合わせるときはマスタードにすることで、ワインとマスタードの酸が同調し、よりワインと相性が良くなりますよ。おでんと合わせるときは、ワインをやや高めの温度帯にしてトーンを合わせるのがおすすめです。
このワインに合うおすすめ料理~デザート編~ 【和梨と日本酒のゼリー】 |

カンティーナリエゾー チャオ・チャオ/ロッソ 2019 メルロー
通常価格 ¥2,970ぶどう品種:メルロー94%、カベルネ・フラン6% |
産地:長野県高山村産 |
収穫年:2019年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12% |
製造者:合同会社カンティーナ・リエゾー |
◆商品説明◆ 日本では1980年代以降、ヨーロッパ原産のぶどうの本格的な栽培が始まり、メルローは日本各地で栽培されています。塩尻市桔梗ヶ原をはじめとした長野県のメルローは、世界的にも知名度を確立し、いまや日本を代表するメルローの産地になっています。 この品種は、濃縮感のある果実味が豊かに広がるのが最大の特徴。やさしい味わいで飲みやすさがあり、肉料理と合わせるとお肉のボリュームをさらに膨らませてくれます。 日本のメルローは新世界に比べて軽やかですが、様々なフレーバーや旨味が感じられる自然な味わい。カンティーナリエゾーさんも、まさにそんな印象のメルローに仕立てているのではと思っています。 ~テイスティングコメント~ やや落ち着いた淡いラズベリーレッドの色調。 プラムなどの甘酸っぱい果実の香りを中心に、紅茶の葉や甘草などの甘やかなスパイス香が折り重なった心地よいアロマが感じられます。 丸みのある上品な口当たりが印象的なアタックで、口の中で豊かに広がる旨味を伴った果実感ときれいな酸、アルコールのボリュームがやさしく溶け合います。 やわらかさの中にもしっかりと感じられる酸やきめ細かく穏やかなタンニン、樽のフレーバーが心地よく、バランスの良さが感じられます。 後味にほのかに残る、紅茶の葉のような香り高いフレーバーと、上品なタンニンを伴った心地よい余韻が続きます。 飲みごたえのあるリッチな果実感ですが、やわらかでやさしい口当たりなので、飲み疲れることなく最後の1杯まで美味しく楽しめます。 体にやさしく染み込んでいくような旨味が感じられるワインなので、醤油で味付けされた和食とのペアリングもおすすめ。また、香りで感じられたプラムに似た風味を持つ梅のような食材とも合わせてみたいです。 2021/1/23試飲
今日の夕飯にいかがですか? このワインに合うおすすめ料理~主菜編~【梅おろしポン酢のとんかつ】 おろしポン酢に梅肉を加え、ワインの甘酸っぱい風味に合わせました。旨味のあるワインとさらに合うよう、ポン酢ではなく昆布ポン酢に。大根おろしも入って全体をさっぱりさせてくれるので、部位はロースがおすすめ。ワインの豊かな果実味がロース肉のボリュームを膨らませ、旨味を引き立てます。ポン酢が苦手だという方は、ウスターソースをかけても。濃度のあるとんかつソースより、ここはさらっとしたウスターソースが良さそうです。 |

楠わいなりー 楠R 2016
通常価格 ¥3,520ぶどう品種:メルロー52%、カベルネ・ソーヴィニヨン36%、カベルネ・フラン12% |
産地:長野県産 |
収穫年:2016年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:11% |
製造者:楠わいなりー株式会社 |
◆商品説明◆ 代表の楠さんはオーストラリアのアデレード大学で、ぶどう栽培とワイン醸造を学ばれました。大学があるアデレードから北に約35キロ進んだところにあるマクラーレンヴェール。そこで造られているブレンドワイン「GSM」をご存知でしょうか。 これは、グルナッシュ、シラーズ、ムールヴェドルという3品種がブレンドされたワインのことなんです。それぞれの頭文字をとって「GSM」と呼ばれていますが、元々はフランスの南ローヌ地方に倣ったブレンド。 3種類の品種個性が発揮された、非常にバランスのとれたワインになることから広く世界に広まり、フランスのラングドック地方やカリフォルニアなどでも造られています。 このように、世界では様々なブレンドワインが造られています。 最も有名なブレンドワインといえば…やはり、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フランなどで構成されたボルドーブレンドではないでしょうか。 こちらのワインは、そのボルドーブレンドで造られた代表楠さんの名前を冠した「楠R 2016」です。 雨が多く厳しい年だったという2016年は、3つの品種をブレンドし、それぞれを補い合う造り方にされています。ボルドーワインのようなどっしりと重い印象とは異なる、穏やかでやさしい赤ワインです。 同じ品種を使ったワインでも、産地によってその味わいが異なるのがワインの奥深さ、楽しさのひとつではないでしょうか。 収穫から4年以上経過し、果実味とタンニンが溶け合った全体に調和の取れた印象からは、味わいの深みや一体感が感じられます。 ブレンドされたぶどうの個性が複雑に調和し、ピュアな印象と深みを兼ね備えた味わい。 2020年10月現在でも十分開いている印象ですが、さらに1~2年熟成させ、より熟成感を引き出してから抜栓してもいいかもしれません。 楠さんおすすめのペアリングは? 楠Rはメルロー主体なので、ゴボウのような根菜に醤油を合わせた料理、筑前煮などにも良く合います。ゴボウをオリーブオイルでソテーするのも◎個人的には、アトリエ・ド・フロマージュ(長野県東御市にある人気のチーズ工房)のブルーチーズがおすすめ!と話してくださいました。
~テイスティングコメント~ 落ち着いたルビー色の外観で、ドライフルーツ(ラズベリー)、蒸らしたダージリンの茶葉、シナモン、クローブ、そしてレザーのニュアンスと、全体に熟成感が感じられる落ち着いた印象の香り。 味わいのアタックはやわらかく、早い段階でフレッシュな酸が果実やスパイスのフレーバーなどとともに顔を出し、アルコール感が穏やかに広がります。 後半にかけて、きめ細かいタンニンが、まだまだフレッシュな酸や果実感にやさしく溶け込むように現れ、味わいの奥行きをグッと深めてくれます。 前半で感じた酸と、それに溶け込んだアルコールの甘みが、後半の味わいを円くまとめ、ドライフルーツのフレーバーがアルコール感とともに広がりを持たせるようなフィニッシュ。 熟成により深みを増した豊かな果実感と、それに調和した酸や渋みが楽しめる軽やかな1本です。 ドライフルーツの入ったハードパンとのシンプルなペアリングは、止まらなくなること間違いなし。ワインの熟成感に合わせた煮込み料理などにも向いています。 2020/10/26試飲
今日の夕飯にいかがですか?
この仕事に就く前からワインとパンを良く合わせていたこともあって、個人的に馴染みのある合わせ方。トーストしたパンとくるみが、樽の風味とよく合います。もちろん、レーズンとワインはどちらも同じブドウからできていることから、合わないはずがありません。
4年熟成されたことによる深みと、同じく深みを感じる紅茶を使った料理です。下茹でした豚バラ肉と生姜を紅茶で煮込み、途中で醤油と砂糖を加え、軽く味を付けます。煮込んだ時のスープに、軽くたたいた梅肉を加えて煮詰め、程よい濃度になったら豚バラ肉にかけて完成。梅干しの種も煮詰めるときに加えるとより深みが出るようです。3つの品種がブレンドされた複雑さが感じられるワインなので、生姜や紅茶、梅肉など様々な要素の詰まった料理と合わせてもしっかりバランスが取れます。
レンジで軽く火を通し、輪切りにした里芋に薄力粉をつけて油で揚げ、塩とカレー粉を付けて揚げたてをいただきます。きめ細かい食感の里芋と、ワインのやわらかい印象が好相性。淡白な里芋ですが、油で揚げてカレー粉を加えることで赤ワインと合わせやすくなります。やさしい印象ながらも、パンチのあるカレー粉に負けない骨格のあるワインだからこそできるペアリングです。 |

坂城葡萄酒醸造 坂城発泡林檎酒 HARD CIDER 2019
通常価格 ¥1,320品種:ふじ、シナノゴールド、紅玉 |
産地:坂城町産100% |
内容量:500ml |
アルコール度数:5.5% |
製造者:坂城葡萄酒醸造株式会社 |
〜代表 成澤篤人のテイスティングコメント〜 まさにりんごの蜜の部分をかじっているかのような甘みとジューシーさ、パイナップルのようなトロピカルなニュアンス。軽やかでやさしい泡が口中を流れ、アフターは紅玉の酸と心地の良い苦みを持った和柑橘の余韻。よく冷やして、お食事とともにお楽しみください。より一層お料理を引き立たたせます。アメリカのハードサイダーのようにビール感覚でお楽しみください。 ◆商品説明◆ 古くからヨーロッパで親しまれているお酒、シードル。りんごの自然な甘味とフレッシュな香りが心地よく、あらゆる料理に合わせられることから、日本だけでなく、フランス、イギリス、スペイン、アメリカなどの国々で飲まれています。 フランスでは陶器のマグカップで、イギリスやアメリカではビアグラスに注いでビールのように気軽に飲まれているんだそうですよ。 りんご以外にも、梨やラズベリーなどの果実からできたものもシードルと呼びますが、シードル=りんごというのが日本では定着しているのではないかと思います。 坂城発泡林檎酒は、りんごの生産量第2位を誇る長野県産の3種類のりんご品種をブレンドした、豊かな香りが特徴のシードルです。 香りはフルーティーな印象ですが、飲み口は意外にもドライで、後口はビールのような苦味も感じるので、まさに『ビール感覚で』楽しんでいただける1本に仕上がっています。アルコール度数も5.5%と控えめで、やさしい飲み口なので、ついグラスが進んでしまいますよ。 気軽に楽しんで欲しいという成澤の想いから、キャップも開けやすい王冠タイプになっているので、ワインオープナーがないという方にもおすすめです。
◆ソムリエayaのペアリング提案◆ 今日の夕飯にいかがですか? このワインに合うおすすめ料理〜主菜編〜【豚肉の生姜焼き×ごはん】 いつもの生姜焼きにすりおろしたりんご(シナノゴールド)を入れて、シードルにさらに合うようにしました。シナノゴールドは、このシードルに使われている品種と同じなんです。たまたまですが(笑) 生姜焼きにもフルーティーさがプラスされ、シードルとの相性がさらにアップ。シードルと生姜焼きが口の中でさらに果実感を強めてくれ、より香り高い印象に。 そして、生姜焼きに欠かせないごはんも、泡のあるお酒と相性がいいんですよ!シードルの泡でお米がほどけて一粒一粒の甘みをより感じやすくしてくれます。最後に、口の中で泡が消えていくのと同時に生姜の風味が広がります。 濃縮りんご果汁が入った、醤油ベースのドレッシングをかけた千切りキャベツとも意外にもよく合います。シードルの酸が加わることで、コールスローを食べているかのような新しい風味が生まれました。
このワインに合うおすすめ料理〜主食編〜【粉門屋仔猫のキャラウェイとクリームチーズのパン】 粉門屋仔猫店主/小林千鶴が、スパークリングワインに合うようにと考案したこちらのキャラウェイとクリームチーズのパンは、シードルにもとてもよく合うんですよ。 キャラウェイは別名、姫茴香(ひめういきょう)とも呼ばれるスッとした爽やかさとほんのり甘い香りが特徴のスパイス。キャラウェイの種(シード)の部分がふんだんにパン生地の中に練り込まれています。 キャラウェイの甘く爽やかな香りがシードルと好相性。シードの部分が使われているので、噛んだ瞬間に香りが広がっていくのも楽しいです。キャラウェイは焼きりんごなどにも使われているスパイスなので、シードルとの相性がいいのも頷けます。 そして、クリームチーズがパンの端の方まで入っていることにも感動!クリームチーズの軽やかな酸味とキメの細かいクリーミーな味わいとなめらかな口当たりをシードルが穏やかに包んでくれます。 |

坂城葡萄酒醸造 坂城発泡にごり林檎酒 ジンジャーはちみつ <330ml>
通常価格 ¥1,089品種:ふじ、紅玉、シナノゴールド(坂城町産100%)はちみつ、生姜 |
産地:りんご(坂城町産)、はちみつ(日本産)、生姜(日本産) |
内容量:330ml |
アルコール度数:6.0% |
製造者:坂城葡萄酒醸造株式会社 |
◆商品説明◆ 古くからヨーロッパで親しまれているお酒、シードル。りんごの自然な甘味とフレッシュな香りが心地よく、あらゆる料理に合わせられることから、日本だけでなく、フランス、イギリス、スペイン、アメリカなどの国々で飲まれています。 フランスでは陶器のマグカップで、イギリスやアメリカではビアグラスに注いでビールのように気軽に飲まれているんだそうですよ。 りんご以外にも、梨やラズベリーなどの果実からできたものもシードルと呼びますが、シードル=りんごというのが日本では定着しているのではないかと思います。 坂城発泡にごり林檎酒ゆずはちみつは、りんごの生産量全国第2位を誇る長野県坂城町産のふじ、紅玉、シナノゴールドを搾って、生姜とはちみつを加えたフレーバーシードルです。 代表取締役社長 成澤 曰く『少しスパイシーなテイストで、中華をはじめアジア料理とよく合います。』とのことなので、ぜひ。 ※吹きこぼれる恐れがありますので、必ずよく冷やし、振らずにゆっくりと開封して下さい。
◆おすすめのペアリング◆ 代表取締役社長 成澤 のおすすめは、餃子、エビチリ、パッタイ。 私が考えたこのワインに合いそうなメニューは、下味に生姜をたっぷりと入れた唐揚げ、生姜餃子、枝豆の八角風味、ポークカレー、ジャスミンライスと新生姜でつくるカオマンガイです。 シードルに溶け込んだ生姜のフレーバーを生かした、エキゾチックな雰囲気の料理と特に相性が良さそうです。今夜は、アジア料理で決まり!!! ◆ソムリエayaのペアリング提案◆ 今日の夕飯にいかがですか? このワインに合うおすすめ料理〜主菜編〜【レバニラ】 こってりした味付けのレバニラを泡がきれいに洗い流し、余韻にジンジャーの爽やかなフレーバーとレバーの旨みを残してくれます。ジンジャーがいい仕事をしてくれるので、普段よりたくさんのレバニラが食べれてしまいます。
このワインに合うおすすめ料理〜主菜編〜【生姜餃子】 生姜を多めに入れた餃子を、醤油ベースのたれ+花椒が入った四川風ラー油でアクセントを付けて。ジンジャーはちみつのフレーバーをまとったシードルと合わせることで、キャベツの甘みや豚肉の旨みをより感じることができ、花椒と生姜のスパイシーな香りをさらに広げてくれます。 |

ジオヒルズ カム・オン・シャルドネ 2019
通常価格 ¥3,850ぶどう品種:シャルドネ |
産地:長野県小諸市産 |
収穫年:2019年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12% |
製造者:株式会社ジオヒルズ |
◆商品説明◆ ジオヒルズさんのシャルドネは、非常にクリアな印象で香りや味わいからも透明感を感じることができます。上品な酸やミネラル、飲み疲れしない味わいが最大の魅力だと感じています。 ワインは、政治経済やその時代の世相を反映する飲み物だといわれています。景気が良い時には力強いワイン、悪い時はライトなワインが造られる傾向にあるようです。 近年の健康志向や和食人気から、ワインも甘いものやコクのあるものから、より軽快で飲みやすいスタイルが求められるようになる時代が来るかもしれません。 ライトな食事が好まれる傾向の現代において、ジオヒルズさんのようなシャルドネは、今の時代に合っているワインではないでしょうか。 ギフトにもぴったりのラベルデザインは、同じくジオヒルズさんの「カム・オン・メルロー 2019」と2本セットでのご購入もおすすめです。ボトルを2本並べるとデザインが繋がっているように見えるのがポイントです! ~テイスティングコメント~ ややグリーンの状態を抜けたレモンイエローの色調。 レモン、グレープフルーツ、アカシア、ヨード、貝殻のようなミネラル感が感じられ、香り全体に透明感があります。味わいは、フレッシュで活き活きとした口当たり。すぐに凛とした爽やかな酸が現れ、フレッシュな果実感で口の中が満たされていきます。 次第にアルコールのボリュームが加わり味わいがさらに膨らんでいき、繊細なミネラル感が味に奥行きを与えます。 柑橘の香りを伴って後半まで続く伸びやかな酸が、味わい全体を支えると同時に、ミネラルによる程よい苦味とほのかな塩の風味を帯びながら心地よく余韻を引っ張ります。 程よい苦味の余韻が、すぐ次の一口を飲みたくさせてくれるようなワインです。 温度が上がると、レモンやグレープフルーツの香りは柚子のような和柑橘の香りへと変化していきます。温度が低めの時のシャープな印象、温度が高くなってから感じる豊かな印象、そのどちらも楽しめるのがシャルドネの醍醐味のひとつだと思います。 豊かな果実味と上品な酸のバランスに優れ、フレッシュでドライな後味は、素材の味を生かした繊細な和食と相性が良さそうです。 ワインの適度な酸味が心地良い爽やかさをもたらしてくれるので、みりんや砂糖で味付けされた甘みを感じる和食ともバランスが取れそうです。このワインと合わせる時は、普段よりもみりんや砂糖の量を控えめにすると、ワインの繊細な印象を消すことなくペアリングを楽しめると思います。 2021/1/19試飲 ◆ソムリエayaのペアリング提案◆ 今日の夕飯にいかがですか?
このワインに合うおすすめ料理~デザート編~【柚子シャーベット】 温度を少し上げて、ワインの和柑橘の香りを引き出してから合わせます。口の中で溶けていくシャーベットがワインと溶け合います。シャーベットにワインを直接かければ、大人味のデザートに変身しますよ。 ATTENTION! ※ご購入前にご確認ください。 当サイトに掲載している商品は、店頭で同時に販売しております。 万が一、在庫をご準備できなかった場合は また、複数点お買い上げいただき あらかじめ、ご了承いただけますようお願いいたします。 |

ジオヒルズ カム・オン・メルロー 2019
通常価格 ¥3,850ぶどう品種:メルロー |
産地:長野県小諸市産 |
収穫年:2019年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12.5% |
製造者:株式会社ジオヒルズ |
◆商品説明◆ このメルローが育った御牧原の土壌は地元の特産品の「白土馬鈴しょ(ミマキ男爵)」が育つ強粘土質の土壌で、メルローと相性が良い土壌としても知られています。 リリース1年目から高い評価を受けているジオヒルズさんのメルロー。 2019ヴィンテージは、野生酵母を使用し自然発酵させた造り。そして、前年の2018ヴィンテージはアメリカ酵母を使用して遊び心を表現されたといいます。 あと数年は、その年ごとにテーマを変えて色々な可能性を試していくそうなので、次のヴィンテージは今回とはまた違った印象のワインになるはずです。 同じ畑の同じ品種で造った同じ銘柄のワインであっても、ヴィンテージやその作り方によって違いを楽しめるのがワインのおもしろさでもあると思います。そんなワインならではの醍醐味をぜひ皆さまにも感じていただけたらいいなと思います。 ~テイスティングコメント~ 淡めのダークチェリーレッドの色調。 香りはフレッシュなプラム、ブルーベリー、グリーンノート、なめし革やジビエ、鉄など、様々な要素が折り重なります。 アタックは穏やかで、ジューシーで豊かな果実味が口いっぱいに広がります。 しっかりとした酸ですが、その質感ややわらかく上品なイメージで、アルコールのボリュームときれいに調和します。 ほのかに感じるメントールのフレーバーが爽やかな印象を与えます。 なめらかなタンニンがなめし皮やジビエのような深みのあるフレーバーと重なり、豊かな果実感とともにやわらかで心地よい余韻をつくります。 抜栓から2~3日経過すると、なめし皮やジビエの香りが落ち着き、全体の味わいにより調和した印象に変化しました。 1日で飲みきれなくても、数日かけて味わいの変化を楽しめる1本です。 その土地の特産物や地方料理とそこから生まれたワインは合うといわれているのですが、ジオヒルズさんがある御牧ヶ原は、馬の名産地としても知られ、奈良時代より朝廷に献上してきたという古い歴史があるので、馬刺しとのペアリングもおすすめ。また、小諸市は美味しいそば処が豊富な地域として江戸時代から蕎麦づくりが盛んな地域なので、鴨せいろ蕎麦や鴨南蛮蕎麦のようなペアリングもおすすめです。 2021/1/19試飲
今日の夕飯にいかがですか?
このワインに合うおすすめ料理~副菜編~【馬刺し(赤身)】 ワインに感じるジビエのフレーバーと馬肉がぴったり。馬肉のやわらかな肉質とメルローのやわらかな質感もきちんと合っています。付属の「馬刺しのたれ」は、少し甘みのある醤油ベースのたれで、ワインの果実味とも相性が良く、すりおろした生姜を添えることでさらに味わいが膨らみます。 このワインに合うおすすめ料理~副菜編~【鴨せいろ蕎麦】 ワインのやわらかな甘みと、鴨の脂でまろやかさがプラスされた蕎麦つゆ(かえし)の甘みがグッドバランス。途中から、かえしとワインが口の中で一体化するような感覚になって、お互いの美味しさがより引き立ちます。蕎麦に含まれるルチンという成分は赤ワインのポリフェノールの一種でもあるので、成分的にも好相性。旨味がありながらも繊細な印象の蕎麦が、ワインの上品な質感ともよく合います。 |

信州たかやまワイナリー メルロー&カベルネ 2018
通常価格 ¥3,025ぶどう品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン |
産地:長野県高山村産 |
収穫年:2018年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12.0% |
製造者:株式会社信州たかやまワイナリー |
◆商品説明◆ メルローを主体に、カベルネ系の品種がブレンドされた、いわゆるボルドーブレンドの赤ワインです。 近年のボルドーワインは、果実の甘みがあるタイプや軽くてソフトなタイプも登場していますが、本来はどっしりと重く、渋みがあってすぐに飲まずにヴィンテージワインとして楽しむのが主流です。 長野県で造られるボルドーブレンドの赤ワインは、本場ボルドーのように何年も寝かせなくても若いうちから楽しめるタイプが多く、信州たかやまワイナリーさんが手がけるこのワインも、まさに若いうちから楽しめるタイプです。 しっかりとしたタンニンなのに、やさしい口当たりなので、ついつい飲み進めてしまえるところが良質な日本の赤ワインの特徴のひとつではないでしょうか。 やわらかい肉質が表現されたお料理や、青っぽいニュアンスのある食材を使ったお料理は、ボルドーブレンドの赤ワインと好相性。今夜はお肉が食べたい!という時に合わせていただきたい1本です。 ~テイスティングコメント~ 落ち着いた濃いめのダークチェリーレッドの色調。 香りは、フレッシュな桑の実やブラックチェリーなどの果実を軸に、スミレ、フレッシュハーブ、シナモン、クローブ、スモーキーで香ばしい香り、わずかに感じられるインクなど様々な要素がグラスいっぱいに広がります。 味わいのアタックはやさしく、フレッシュな果実感と香りで感じられた様々なフレーバーが穏やかに口の中に広がります。中盤にかけて、アルコールが全体に厚みを持たせることで味わいがより膨らみ、やさしい酸がフレッシュな果実感を支えます。 滑らかなタンニンも心地よく、後半にかけてフレッシュハーブのようなフレーバーが口の中をすっきり爽やかにさせてくれます。爽やかな印象の中にもオーク樽や果実の甘さが酸味とともにしっかり残るので、余韻は長く感じられます。 そして、ゆっくり時間をかけて飲み進めると、樽の甘い印象がさらに膨らみます。 複雑性のある豊かな香りと余韻の長さから、ポテンシャルを感じさせてくれる1本は、今飲むならピュアでフレッシュな果実感を、2~3年熟成させればより落ち着いた印象を楽しめそうです。 2020/11/9試飲
◆ソムリエayaのペアリング提案◆ 今日の夕飯にいかがですか? このワインに合うおすすめ料理〜おつまみ編〜 【ナガノパープルの生ハム巻き】 ナガノパープルは、種がなく皮ごと食べられる大粒の黒ぶどう。これに生ハムを巻いたら完成。オリーブオイルと黒コショウを忘れるというミスを犯したにも関わらず、素晴らしい相性でした。生ハムの油分がワインの後味をまろやかにまとめ、さらに生ハムの塩気が加わることでワインの果実味がより引き立っていました。皆さまはオリーブオイルと黒コショウをお忘れなく。ナガノパープルは長野県でしか栽培されていないようです。入手が難しい場合は、種無しの巨峰などで代用してみてください。
ワインのフレッシュな清涼感としそを合わせたペアリング。ワインの酸と梅肉の酸味が合うのはもちろん、ワインを飲むことで揚げ物の油分を程よくリセットでき、ワインも食事も両方進んでしまうほど好相性。
このワインに合うおすすめ料理~主菜編~【ステーキ】 味付けはシンプルに塩とブラックペッパー。口の中に溢れる肉汁がワインの果実感と混ざり合い、酸やタンニンが肉本来の旨味をより引き立ててくれます。樽の香ばしさと表面をこんがり焼いたお肉も好相性。このワインと合わせることで、最後の一口までお肉を飽きずに食べられる、満足度の高い組み合わせです。 |