
ノーザンアルプスヴィンヤード ピノ・ノワール 2020
通常価格 ¥3,850ぶどう品種:ピノ・ノワール |
ブドウ産地:長野県大町市 |
収穫年:2020年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12% |
製造者:株式会社ノーザンアルプスヴィンヤード |
◆商品説明◆ しかし、2018年晩腐病によって畑がほぼ全滅し、結果リリースできたのは「Waltz-ワルツ-」という銘柄600本だけでした。自然派は自分にとって持続可能な農業ではないと考え、除草剤を使わない代わりに3〜4年に1回だけ堆肥と殺虫剤を使うなど、これまでとは栽培方法を変えていきました。 さらに、コロナ禍になったことでワイナリーをどう存続させていくかをより真剣に考えるようになったといいます。“西洋様式のワインにどう日本のエッセンスを取り入れていくか”という問いに対する答えを見つけるため、若林さんはワイン業界やその造り手以外の世界にも目を向けます。例えば、茶道や陶芸・合気道など、日本の職人はどんな考えで仕事をしているのか、また、『トヨタ生産方式』や美術を題材にした漫画『ブルーピリオド』など多くの書籍をヒントに、日本の哲学の中に答えがないか模索しているそうです。 現在、畑の規模は4haから2haへと縮小させ、ワインをつくるという本質を丁寧に捉えていきたいと気概を見せます。 さらに進化したノーザンアルプスさんのピノ・ノワールは、ノーザンアルプスの全ラインナップの中で最近の売り上げ断トツNo. 1だったのだとか。きっと多くの方が注目されているのだと思います。そんなピノ・ノワールを皆さまも飲んでみたくありませんか? 前回ご紹介していたピノ・ノワール2017とはスタイルが一変しています。個人的には、旨味を感じる滋味深い2017VTのスタイルも好きでした。そして、今回リリースされた若林さんがつくる新たなスタイルも、エレガントで大変素晴らしいです。
~テイスティングコメント~
そこから一段階ステップアップさせて、ワイナリーのある大町市特産の「大町銀嶺豚」のロースト、または紅茶でじっくりと煮て、ワインの酸に合わせた梅肉のソースを添えてみるのはどうでしょう。「大町銀嶺豚」の滑らかな肉質と、ワインのシルキーなタンニンが同調してくれそうです。ワイン自体も3,850円と高価ですので、料理も手を掛けて格を合わせるというペアリングもいいかもしれません。 また、北アルプスの雪解け水から生まれる蕎麦も大町の名物のひとつ。ピノ・ノワールに合わせるには、鴨せいろや鴨南蛮がぴったり。ワインの赤い果実の香りが蕎麦つゆの旨味を膨らませ、鴨肉の血を含んだ独特の風味を上品に格上げしてくれそうです。 ピノ・ノワールの繊細な甘みは、出汁とも相性が良いので、蕎麦に限らず醤油ベースの繊細な味つけの和食とも合わせられます。ピノ・ノワールは熟成が進むと醤油のような香りが出るといわれているので、少し熟成させたものとはさらに相性が良くなるはず。 フランスブルゴーニュ地方エポワス村からその名が付いた、ウォッシュタイプのチーズの代表格「エポワス」や、苺と生ハムを使った前菜やサラダなど様々なペアリングをお楽しみください。 ATTENTION! 当サイトに掲載している商品は、店頭で同時に販売しております。そのため、ご注文いただいた時点で完売している場合がございます。万が一、在庫をご準備できなかった場合は、新ヴィンテージの入荷予定も確認いたしまして、その旨もあわせてメールにてご連絡させていただきます。 また、複数点お買い上げいただきそのうちの何点かの在庫をご準備できなかった場合も、当店より再度ご購入の意思確認をさせていただく場合がございます。あらかじめ、ご了承いただけますようお願いいたします。 |