
いざわの畑 コトー・デ・シェヴレット タテシナ ルージュ ギャルソン 2019
通常価格 ¥3,300ぶどう品種:メルロー、カベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン |
産地:長野県立科町産100% |
収穫年:2019年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12% |
製造者:日本ワイン農業研究所株式会社「アルカンヴィーニュ」 |
栽培/販売元:いざわの畑 伊澤 貴久 |
生産本数:1,206本 |
◆商品説明◆ 樹齢4~7年の若木に成ったぶどうで造られたという「タテシナルージュ ギャルソン2019」。 若木のメリットは、樹勢が強くなりやすく収穫量が多い点、栽培管理がしやすい点にあり、樹齢20~30年経過した時点で植え替えを行うワイナリーも多いそうです。逆に、古木のメリットは、樹勢が落ち着いて、ぶどうの房を付ける数が減ることで、歳を重ねるごとに複雑な香味を持つ優れた果実を付け、凝縮感のあるワインになる点。また、樹齢の高いぶどうの樹は、深く根を張っているので水分供給や栄養分を地中深くから得ることができ、品質が高くなる点です。 こちらのワインは、もちろん若木を使った若々しさも感じますが、若木とは思えないほど果実の旨味が凝縮していて、上品ながらも力強い骨格があります。 生産本数が多くないので、2本買いして、1本はすぐ開けてフレッシュ感を楽しみ、もう1本は数年熟成させてから飲むのもいいですね。 ~テイスティングコメント~ やや淡いダークチェリーレッドの色調に、熟したブラックベリー、ブラックチェリー、ややグリーンのニュアンスに、甘草、シナモン、土などの香りが感じられます。 甘いスパイスの香りが、熟した果実の香りを上品に引き立てている印象です。 味わいは、フルーツの豊かさと同時にフレッシュさが感じられるアタックで、非常に穏やかに感じられ、アルコール感とうまく調和しています。 溌剌とした活力感のある酸は、アタックから中盤、そして後半から余韻にかけてまっすぐに伸びていき、その伸びやかな酸に、香りで感じられたスパイスなどのフレーバーや、やわらかなタンニンが徐々に加わっていき、複雑な風味となって味わいにより充実感を与えてくれます。 長く続く酸が、最後までフレッシュな印象を残してくれるフィニッシュです。 ブドウ本来の果実味が素直に表現された、すぐ飲んでも楽しめるやわらかな口当たりの1本です。 立科町の豊かな食材に寄り添うワインを目指して造られた「タテシナルージュ ギャルソン2019」。まずはじめに浮かんだペアリングは蓼科牛!2020年12月にリリースされたばかりなので、現在はフレッシュ感が楽しめる状態です。今ペアリングするのであれば、蓼科牛のバーベキューとか最高ではないでしょうか。数年熟成させて、味わいがさらにまろやかになったら、蓼科牛の煮込み料理と合わせるのも良さそうです。 2021/1/10試飲
◆ソムリエayaのペアリング提案◆ 今日の夕飯にいかがですか?
蓼科牛が入手できなかったので信州産の和牛で代用。焼肉と合わせることで、ワインの果実味が増し、牛肉の甘みがより引き出されます。ワインのやわらかい印象とじゃが芋もよく合います。カベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランがブレンドされ、グリーンノートが感じられるので、ピーマンとも好相性です。蓼科牛を取り寄せて、もう一度リベンジしたいと思います! |