
ナゴミ・ヴィンヤーズ ソーヴィニヨンブラン 2018
通常価格 ¥3,520ぶどう品種:ソーヴィニヨン・ブラン |
産地:東御市産 |
収穫年:2018年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12% |
製造者:ナゴミ・ヴィンヤーズ合同会社 |
◆商品説明◆ 人工的に培養された酵母ではなく、野生酵母により自然に起こった発酵で造られたソーヴィニヨン・ブラン100%の白ワインです。 そもそも、野生酵母ってなに?って思われた方。野生酵母はぶどうの果皮などにもともと付着している酵母のことで、培養された酵母に比べて管理が難しいとされ、しっかりコントロールしないと思い通りに発酵が進まないこともあるという、ある意味リスクを伴った酵母といわれています。 それゆえに、野生酵母を使用できるということ=醸造技術が伴っていることの証でもあると個人的には捉えています。 この品種は、樽を使わずフレッシュでフルーティーに仕上げたタイプから樽で熟成させた厚みのあるタイプまでと、造り手によってそのスタイルは様々。 池さんが手掛けるソーヴィニヨン・ブランは、そのどちらにも当てはまらない、野生酵母による複雑性がゆっくりと丁寧に引き出された、オンリーワンともいえるスタイルではないでしょうか。 東御という環境に適応し、そこに棲み着いた野生酵母と彼の醸造技術が詰まった1本は、体にすっとなじむ、やさしく深い味わいが魅力です。 ~テイスティングコメント~ ややグリーンがかったレモンイエローの色調。 かぼすのような緑の和柑橘、青りんご、セルフィーユやカモミールなどのフレッシュハーブ。柑橘系のアロマに爽やかなハーブ香がプラスされたソーヴィニヨン・ブランらしい華やかな香りがグラスから立ち上がります。 味わいのアタックは穏やかですが、すぐに溌剌とした酸が追いかけてきて、香りでも感じられた和柑橘、青りんご、フレッシュハーブのフレーバーが口中を爽やかに包みます。中盤にかけて、野生酵母による複雑味が厚みを持たせ、そこにアルコール感が加わることで味わいのボリュームがより増していきます。 清らかな香りのフレーバーと旨味を伴った複雑性を、豊かな酸が下から力強く支えて持ち上げているよう。 後半でも長く伸びやかな酸が続き、ドライな印象でフィニッシュを迎えますが、ドライな中にも和柑橘の皮のような苦味やミネラル感が感じられ、満足感をより高めてくれる後味です。爽やかさの中にも複雑性を秘めた、果実味あふれるワインです。 温度が上がると、香りや口当たりがより柔らかくなり、旨味やミネラル感をより感じやすくなります。しっかり冷やすとキレのあるフレッシュ感を、温度を上げると和柑橘のやさしい果実感やミネラル感を。お好みの温度帯でお楽しみください。 2020/12/17試飲
今日の夕飯にいかがですか?
種をくり抜き、そこにできた空洞にアンチョビを詰めたグリーンオリーブと合わせました。このワインと合わせることでオリーブの旨味が増し、ワインの果実感も膨らみます。ついつい何個も食べ進めてしまいますよ。 |