
リュードヴァン シャルドネ 2019
通常価格 ¥4,290ぶどう品種:シャルドネ |
産地:長野県東御市産100% |
収穫年:2019年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:12% |
製造者:株式会社リュードヴァン |
◆商品説明◆ Rue de Vin の基本はこのワインから始まると小山さんが話されている通り、シャルドネは畑の開墾時、一番最初に植えられた品種です。ワイナリー設立の資金集めの際にも、シャルドネで造ったワインを手に、小山さん自ら出資者一人一人に頼みこんで資金を募ったという、まさに、Rue de Vin さんの原点ともいえる品種が、シャルドネ。 こちらは、自社畑産のシャルドネ100%を使用して造られた白ワイン。 驚きなのは、なんと!ステンレスタンク発酵というシンプルな造りにあります。その複雑性から、本当に木樽を使っていないのかとデータを何度も確認してしまったほどです。 ワインの柔らかさはぶどうの熟度によるもの。収穫が早いと、酸がとがってしまうので、しっかり完熟させてから収穫させているそうです。完熟させても酸がしっかり残るのが、この土地の恵みなんだとか。そして、その複雑性や旨味は、無濾過によるところも大きいそうです。健全なぶどうを作り、健全な発酵を心掛け、丁寧に瓶詰めまで持ってゆくことを基本にしているそうです。 長期熟成させるとさらに素晴らしいブーケが出るそうです。 もちろん、今すぐ開けていただいても熟度の高いフレッシュな果実感を楽しめる素晴らしいワインです。 ~テイスティングコメント~ ややゴールドがかったイエローの色調。 若いパイナップル、黄色いりんごのコンポートや洋梨、そしてわずかにレモンのようなニュアンス。華やかでボリュームのあるブーケに、味わいの期待感が一気に高まります。 じっくり香りを取っていくと、グラスの奥からドライハーブのような深みのある香りや、鉱物的なミネラルの要素も次第に現れてきます。 味わいのアタックはとても穏やかで、甘く煮たりんごや洋梨のような甘やかなフレーバーがリッチに広がります。中盤から、香りでも感じられた深みのあるフレーバーやアルコール感が重なり、より複雑性が増していきます。酸もしっかりありますが、甘やかな果実感が酸をやさしく包んでいるので、酸自体はとても穏やかに感じられます。滑らかな口当たりと、熟度の高いリッチな印象のフルーツフレーバーが、早くも気分を高揚させてくれます。後半にかけてミネラルを伴った苦味が全体を引き締めることで味わいに陰影をつけ、苦味が消えた後もフルーツや蜜のようなフレーバーが長く残り、より充実感を与えてくれます。少し温度を上げるとより滑らかな口当たりになって、蜜っぽさをさらに楽しむことができます。 熟度の高い果実味と、複雑性、香りの高さが自慢の、一気に飲み干してしまうにはもったいない!レベルの高さを感じるワインです。収穫から約1年あまりでこのポテンシャル。長期熟成させた姿をぜひ体感したいと思ってしまう、将来性を感じる1本です。 シャブリを連想させるハイレベルな味わいなので、ここはやはり牡蠣を合わせたいなと思います。黄色いりんごや洋梨のようなニュアンスに合わせるには、”生牡蠣にレモン”ではなく蒸し牡蠣のように、軽く火を通す調理法がベストではないでしょうか。牡蠣の他にも、洋梨をハーブとともにソテーしたお料理や、りんごや洋梨を使ったスイーツとも相性が良さそうです。もちろん、ワイン単体でじっくり時間をかけて!という楽しみ方もおすすめです。 2020/11/12試飲
今日の夕飯にいかがですか?
蒸すことで牡蠣自体の温度が高くなり、柔らかなテクスチャーになるので、ワインも少し高めの温度がおすすめです。すっきりというよりリッチで柔らかな印象のワインなので、レモンは搾らず、シンプルに塩のみというのがベストです。説明不要なほど、完璧な組み合わせです。
ワインのトーンに合わせて洋梨をチョイス。洋梨はソテーすることで、さらに甘みが引き出され、ワインの果実味もより膨らみますよ。リッチに広がるセージの香りもワインの複雑さとぴったりです。 ワインと同じトーンのりんごを使ったチーズケーキ。アルコールの厚みが加わることでケーキがさらにリッチに、ワインの果実味もよりふくよかに感じられ好相性。 |