ヴィラデスト ピノ・グリ 2018

ヴィラデスト ピノ・グリ 2018

通常価格 ¥3,630
/
税込

ぶどう品種:ピノ・グリ
産地:長野県東御市自社畑産
収穫年:2018年
内容量:750ml
アルコール度数:12%
製造者:株式会社 ヴィラデスト ワイナリー
栽培醸造責任者:小西 超
生産本数:1,102本

◆商品説明◆

黒ぶどうのピノ・ノワールが突然変異して生まれたピンク色の果皮を持つピノ・グリ。

フランスで最も成功しているのはアルザス地方で、南国系フルーツや蜂蜜のような芳醇なアロマ、ボリューム感のあるリッチなスタイルで、貴腐ワインも造られています。

イタリアではピノ・グリージョと呼ばれ、洋梨や蜂蜜を思わせる濃厚で芳醇な香りにオイリーで厚みのあるスタイルが一般的ですが、柑橘系の爽やかな酸味を引き立たせたすっきりした味わいを目指す生産者も多く、ピノ・グリージョによるオレンジワインも生産されています。

ヴィラデストさんのピノ・グリは、そのどちらのスタイルにも当てはまらない、東御市の気候風土が表現されたものなんだそう。早熟なピノ・グリは、標高が低いと酸が落ちやすいため、920メートルという、ヴィラデストワイナリーの自社畑の中では最も高い場所に位置する畑で栽培されています。その高地から生み出されるピノ・グリは、味わいの凝縮感、余韻の長さを兼ね備えたキレイな酸が特徴のワインに仕立てられます。

ヴィラデストワイナリー代表取締役社長で栽培醸造責任者の小西さんより以下のようにご紹介いただきました。

『セミアロマティック品種と言われるピノ・グリによるワインなので、シャルドネよりもアロマが豊か。グリ系のブドウなので、通常の白ワインよりタンニンも多め。そこまでオイリーではないけれど、シャルドネより厚みがあり、派手さはないけれどじんわりと美味しさが感じられるワインです。』

その他にもワイン造りに携わるようになった経緯や、栽培・醸造のお話をたくさんしていただきました。造り手の生の声を聞き、その美味しさの陰には苦労や努力が詰まっていることを知ると、より美味しさが増すように思います。飲み手の皆さまには、その造り手の想いごと味わっていただけたらと思っています。


~テイスティングコメント~

輝きのあるイエローの色調で、やや強めの粘性が見られます。

大ぶりの和柑橘やフレッシュな洋梨、アプリコットなどの香りが中心で、わずかに鉱物的なミネラルのニュアンスも感じられます。

味わいのアタックはやさしく、香りで感じられた果実のフレーバーが穏やかに広がります。

すぐに芯の通った酸が現れ、味わい全体を引き締めつつ、アルコールのボリュームや、ややオイリーな質感によって味わいが膨らんでいきます。

和柑橘やアプリコットなどのフレーバーが心地よく続く中で苦味が現れ、コクのような旨みが加わります。後半以降でも続くクリアな酸が、味わいに透明感を与え、わずかな渋みと調和して心地よく長い余韻をつくります。果実の甘み、酸味、アルコールのボリュームに、ややオイリーでなめらかな質感が加わることで、味わいがより立体的になり、流れるような飲み心地になっています。

まろやかな口当たりながら芯のある酸味を持った、フレッシュで軽やかな印象とボリューム感を兼ね備えた1本です。

抜栓1日目は酸もしっかり感じられ、フレッシュな印象。2日目は1日目より酸がやわらかくなり、落ち着いた印象になっていきます。温度が上がると、より熟度の高いフルーツの香りへと変化し、アプリコットのコンポートや蜜っぽい印象が感じられるようになります。

滑らかな口当たりですが骨格がしっかりしているので、しっかりした味わいのお料理にも合いそうです。「派手さはないが、じんわりと美味しさが感じられるワイン」と小西さんが話されていたので、いなり寿司や油揚げのお浸しのようなお料理も、そのイメージにぴったりではないでしょうか。

2020/11/12試飲

 


◆ソムリエayaのペアリング提案◆

 今日の夕飯にいかがですか?
実際に試してみたおすすめご飯

 このワインに合うおすすめ料理〜主食編〜 【柚子いなり】

甘じょっぱい出汁がたっぷり染み込んだいなりは、まさに派手ではないけどじんわりと美味しさが感じられ、ワインのイメージにぴったり。寿司飯に入った柚子果汁の風味がワインの果実味ともよく合います。温度はやや高めの方がワインの質感がより滑らかに、果実の印象もより角が取れ、いなり寿司がさらに美味しく感じられました。

 
このワインに合うおすすめ料理〜副菜編〜 【茶碗蒸し】 

茶碗蒸しも、じんわりと美味しいというワインのイメージに合う料理。このワインが持つ心地よい苦味を茶碗蒸しの銀杏と合わせました。グリ系のぶどうから造られたワインなので、他の白ぶどう品種よりコクや旨味が感じられ、それが茶碗蒸しの出汁にマッチしていました。大ぶりのグラスを使って高めの温度で飲むことで、温かい茶碗蒸しともより合わせやすくなります。茶碗蒸しと合わせるなら、酸が少し落ち着いてくる抜栓2日目くらいの状態がおすすめです。少し熟成させてから抜栓する場合は、1日目から合わせてもいいかもしれません。

 

このワインに合うおすすめ料理~副菜編~【セロリの梅酢漬け】

ワインの深みに合わせて、米酢ではなく梅のエキスが詰まった梅酢を使用しました。ピクルスの酸味とワインの酸が合うのはもちろんですが、グリ系ぶどうによるわずかな渋みもマッチします。セロリ以外にも、大根・カブ・レンコン・ミョウガのような和野菜でも美味しそうです。