
ヴァンヴィ 緒(いとぐち)ソーヴィニヨンブラン 2019
通常価格 ¥2,750ぶどう品種:ソーヴィニヨンブラン 100% |
産地:長野県下伊那郡高森町 |
畑:自社畑(標高750m) |
収穫年:2019年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:10% |
製造者:信州まし野ワイン株式会社(委託醸造) |
生産本数:100本 |
◆商品説明◆ シードルを手掛けてきたVinVieさんが、今期から2019年のワインをリリース。記念すべきファーストヴィンテージとなるソーヴィニヨン・ブランです。 複数の酵母を2回に分けて加えるという、とても手間の掛かった製法で造られ、白ワインの発酵の際には通常除かれてしまう、ぶどうの果皮と種が入った醪(もろみ)の状態で発酵させています。 そのおかげで旨味がたっぷりと詰まった複雑性が表現され、飲み応えのある1本に仕上がっています。 ぶどうの皮から出る香りと穏やかな渋みが特徴なので、一般的なソーヴィニヨン・ブランではできないペアリングが楽しめるのも、この製法ならではの醍醐味。 果皮や種から抽出されたタンニンや果実味など、味わいの構造がしっかりしていながらも、活き活きとした酸が締めてくれるのも魅力です。 たまには違ったタイプのソーヴィニヨン・ブランを試したいと思っている方、定番ではなく変化のあるペアリングを楽しみたいという方などに特におすすめしたい1本です。 生産本数も少なく、ファン待望のファーストヴィンテージということもあり争奪戦の様相です…気になった方はお早めに!
~テイスティングコメント~ 濃いめのイエローの色調に、密りんごや洋梨の香りが広がります。次第に、完熟した梅のようなニュアンスや緑茶の茶葉のようなニュアンスも現れはじめ、全体に深みが感じられる香りです。 味わいのアタックはやわらかくソフトな口当たりで、中盤以降活き活きとした酸がグッと味わい全体を引き締め、口の中を突き抜けていくよう。香りの印象からは想像がつかない力強い酸に意表を突かれます。アルコールは10%と低めながら、甘みを感じさせるフレーバーが全体に厚みを与え、皮と種を一緒に発酵させたことによる深みや、後半から余韻にかけてかすかなタンニンも感じられます。そのかすかなタンニンが味わい全体に程よいアクセントをつけ、次の一口を誘うドライフィニッシュになっています。 ふくよかながらも最終的にはしっかりと酸が締めてくれるという、ふくよかさと酸のコントラストが楽しめるワインです。 合わせる料理はVin Vieさんが推奨する帆立のソテー。また、酸がはっきりしたワインなので、フライドポテトやオニオンリングなどの揚げ物や、緑茶の茶葉の香りに合わせて抹茶のフィナンシェなど、香り自体は穏やかなので、どんな料理も受け止めてくれそうです。 2020/12/5試飲(抜栓3日目)
◆ソムリエayaのペアリング提案◆ 今日の夕飯にいかがですか? このワインに合うおすすめ料理〜主菜編〜 【帆立とアスパラのバターソテー】 味付けはシンプルに塩と軽く白コショウ。仕上げにレモンの皮を削ります。帆立とアスパラの甘みが引き出され、レモンの皮の香りもより膨らみます。
このワインに合うおすすめ料理〜副菜編〜 【オニオンリング】 深みを感じる玉ねぎの甘みがこのワインのトーンによく合います。活き活きとした酸のおかげで、揚げ物も驚くほどさっぱりと食べることができます。
このワインに合うおすすめ料理〜デザート編〜 【抹茶のフィナンシェ】 香りで感じられた緑茶の茶葉の香りに抹茶を合わせました。ぶどうの皮と種を一緒に発酵させたことによるタンニンが抹茶に含まれるタンニンと同調します。意外な組み合わせかもしれませんが、ワインと合わせることで抹茶の甘みがより広がって、美味しいですよ。ワインの温度帯は少し高めにして、よりふくよかさを引き出してから合わせるのがおすすめです。 |