
ヴァンヴィ 編(とじいと)メルローシラー 2019
通常価格 ¥2,750
ぶどう品種:メルロー 50%,シラー50% |
産地:長野県下伊那郡高森町産 |
畑:自社畑(標高750m) |
収穫年:2019年 |
内容量:750ml |
アルコール度数:11% |
製造者:信州まし野ワイン株式会社(委託醸造) |
生産本数:300本 |
◆商品説明◆ ワインの名前は編「とじいと」。さまざまな人とのつながりや、この地域の温かさが編み込まれた、優しく飲み飽きないワインをつくりたいという想いが込められています。 やさしく丸みのある味わいのメルローと、ユニークな個性を持ったシラー。 やさしく飲み飽きないワインを造るのに、メルローとシラーというセパージュは最適なんじゃないかと、品種構成を見て大きく頷いてしまいました。 ところで、このワインにも使われているシラーという品種、皆さまはご存知ですか。 はじめて聞いた!とか、聞いたことはあるけどどんな品種だったっけ?という方のために… >>原産地がいまだ解明されていないという未知な部分を秘めた品種 シラー。出生はイラン、シリア、ギリシャ、シチリア、キプロス…など諸説に溢れた品種です。黒系ベリーやスミレ、黒胡椒といった明確な個性がありながら、フランス ローヌ地方のエルミタージュでは鉄サビの香り、オーストラリアではシラーズと呼ばれ、チョコレートやユーカリの香り、カリフォルニアではブラックチェリーのジャムの香り…といったように、産地によって様々な個性を見せる、いわば変幻自在な品種です。 このワインのようにメルローとブレンドされようとも、その明確な個性はしっかりと発揮されています。 メルローの凝縮した果実香と丸みのある味わい、シラー特有のスパイシーな香り、それぞれの品種個性がしっかりと感じられる1本です。 <個性的なシラーと、その個性をやさしく包むメルロー>その構図を想像しながら飲むと、ワインがより楽しくなるかもしれません。ブレンドワインを飲むときは、ついそんな想像をしながら飲んでしまいます。これが職業病というものなんでしょうか(笑) VinVieさんが推奨する飲み頃は2020年~2028年。2本買いして、1本はフレッシュ感を楽しみ、もう1本は数年熟成させてから飲むのもいいですね。 ~テイスティングコメント~ 縁の明るいダークチェリーレッドの色調。フレッシュで甘酸っぱい赤プラム、挽きたての黒コショウのようなスパイシーな香り。標高が高く冷涼なことにより、しっかりと酸が感じられ、ボリュームはややタイトな印象。甘酸っぱいフレッシュな果実とスパイシーさ、香りでも感じられた少し渋みのある印象が全体を引き締めます。 甘酸っぱい酸に合わせてケチャップを使った肉料理や、酢豚、バルサミコ酢でソテーしたポークソテーなどの料理と合わせていただくのがおすすめです。 2020/11/23試飲
◆ソムリエayaのペアリング提案◆ 今日の夕飯にいかがですか? 実際に試してみたおすすめご飯
甘酸っぱい酸が感じられるワインなので、同じく酸味のあるケチャップを使った料理が合うと思いました。スパイシーといわれる品種のシラーと合わせるため、香りでも感じられた黒コショウを、下味を付ける際に多めに加えました。気づくと、ジューシーなハンバーグの肉汁がワインと一体化していて、お肉のボリュームをさらに膨らませてくれます。熟成が進んで、酸が落ち着いてきたら、ケチャップではなくデミグラスソースで食べるのも。
濃厚なチョコレートクリームに、ワインの甘酸っぱい印象が加わり、ケーキを最後まで飽きずに食べることができます。ケーキの味わいにワインのアルコール感が加わることで、ケーキがより大人っぽく、落ち着いた印象に。ケーキがより美味しくなりますよ。 |